2017年11月 3日 (金)

大学病院受診ー術後22日目

前回の診察から1週間ちょっとで大学病院再診。

嘔吐は、この1週間で2回。
一度は未消化物、直近は朝の胆汁っぽい黄色。

胆汁を吐くのは膵炎が進んでいる場合もありますが、便は正常なのでその可能性は低いです。

血液検査の結果をみると

リパーゼ 300IU/l

先週は410なので、わずかだけど着々と減少。

となると、嘔吐はやはり胃です。



エコーでみると胃はちゃんと動いているので、嘔吐は手術による狭窄が原因ですねーと先生。

まだ当面はふやかしたフードで、回数を分けてご飯をあげたほうが良さそうです。

胃を切った後の狭窄は浮腫など一時的なものもあれば、手術のやり方によってはずっと続くものもあるし、傷の治る過程の中で悪化するものもあります。

いずれにしても今後どうなるかは誰にもわからないし、今はなるようにしかなりません。余計な胃酸が出過ぎないようコントロールする以外は、傷が正しく修復されるように祈るのみ。

ちなみに狭窄が進めば、再手術(幽門造創術)が必要になります^_^;


引き続き嘔吐には注意が必要です。



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大学病院受診はこれで一旦終了。

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2017年10月24日 (火)

大学病院受診(術後12日→抜糸)

例年よりも早い初雪のなか、大学病院を受診してきました。

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↑病院正面のドッグランもさすがにこの日の利用者(犬)はなし



術後12日目。最近は大分調子を取り戻した様子の我が家のpeeさん。

問診では・・・

日に数回の嘔気、ときどきほんのわずかな嘔吐があること、プリンペランを使い始めてから軟便が続いていることなどを伝えたのち、

一通りの身体チェックと抜糸、手術部位と膵臓のエコー、リパーゼとCRPをみました。


リパーゼ 410 IU/l
CRP 0.4mg/dl

炎症反応なし。リパーゼも術前の数値まで下がりました。


エコーはというと

・術中に炎症を確認した膵右葉ではなく、現在は十二指腸に近い膵体部に炎症がみられる
(これはいいことなのか、そうでもないのかよくわからない^_^;)

・幽門部(切除部位付近)の動きが悪く、食べたものの停滞が診られる

・十二指腸に停滞はなし



総合的には

・前回のCRP上昇は手術の影響か膵炎によるものかは特定できない

・嘔吐は幽門部の動きが良くないことに起因している可能性が高い
(もちろん膵炎による嘔吐の可能性も否定はできない。いずれの場合も食後2時間後くらいに起こる嘔吐)

・軟便はプリンペランによる可能性が高いが、膵炎の影響もないとはいえない
(→プリンペランはやめてもいい。と言われましたが、念のためファモチジンと合わせて処方してもらった。やめたいのに。笑)



今はとにかく膵臓の血流を良くして、しのぐしかないですねーと先生。


飲水量がやや減っているので点滴を、未だリパーゼが高いことから念のため抗生剤(フラジール)を処方してもらってきました。

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2017年10月23日 (月)

犬の嘔吐について

犬と暮らす上で、嘔吐というのは避けて通れないものの一つですね。

最近見つけたおすすめコンテンツ

zoetis JAPAN
特別座談会 犬の嘔吐の治療および管理の実際と対応


北大獣医内科学教室 教授の滝口先生が司会を務められています。


後半はセレニアのPRで獣医師向けですが、飼い主にとっても参考になる内容です。

吐く前の様子や吐き方、吐いた内容など飼い主にしかわからないことも嘔吐の原因を突き止める上では重要だし、問診でどんなことを聞かれるのかがわかっていれば、飼い主も普段から注意して見ておくことができますね。

よろしければご参考まで。

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2017年10月22日 (日)

今回の通過障害、膵炎による嘔吐について②

術後の膵炎による嘔吐を止めるための大学病院の処方は

・セレニア 5日分
・プリンペラン 7日分
・ファモチジン 7日分

ファモチジンはいわゆるガスターなのでいいんですが、嘔吐中枢に働くセレニアとプリンペラン^_^;

術後だけに栄養状態の管理は重要で、嘔吐をちゃんと止めるためには仕方ないし、珍しいことでもないようです。

何より2方向からCTZにアプローチして内服で嘔吐が止まるなら、点滴のために通院しなくていい分負担が少なくていいかも。(まぁ輸液をもらって自宅でするという手もありますが)


下記、個人的なお薬memo-----
▪️セレニア(マロピタント)
ニューロキニン-1受容体拮抗作用によるサブスタンスPの選択的拮抗薬
▪️プリンペラン(メトクロプラミド)
ドーパミン受容体拮抗薬

いずれも化学受容器引き金帯(CTZ)や嘔吐中枢に作用

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大学病院のお薬窓口では薬剤師さんから
「飲み方の指示とかありましたか?」と聞かれましたが、それはワタシが聞きたい。笑


担当医に確認してもらったところ、「セレニアは3日間のんで、残りの2日分は常備薬として置いておいてください」との指示。

そこでファモチジンとプリンペランは朝晩で投与。朝ごはん後に吐いてしまったら、午後からセレニアを追加で飲ませることにしました。



様子を見ること2日。

口の中で多少クチャクチャしていても吐き出すことはなくなったので、一日早くセレニアは中止。

今のところ特に変わりありません。(ときどきウップ→口の中でクチャクチャはしている)



長く使い過ぎたセレニアをやめられたのはいいけど、ドーパミン受容体拮抗薬も副作用が心配なのでプリンペランも長くは続けたくありません。
(代表的な副作用→錐体外路障害。ふるえや、筋肉のこわばりなどですが、高齢で後脚の振戦が出やすい場合は一見区別しにくいかも)

中枢ではなく末梢にきいてくれるプロナミドだったら、さほど不安にもならないんですけどね。でも胃腸障害の嘔吐には効果がありますが、膵炎の嘔吐は痛みによるものといわれているので、今のpeeコには効果は期待できそうもありません。

memo-----
▪️プロナミド(モサプリドクエン酸塩)
消化管内在神経叢に存在する5-HT(4)受容体を刺激し、消化管運動を促進する
-----

ただしこちらも、データがないことを理由に連続使用は最大5日までとされています。



そもそも嘔吐は、やみくもに止めるよりも原因の特定→除去が重要ですから、抗がん剤の副作用以外では制吐剤はどれも長く使うものではないですね^_^;

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2017年10月21日 (土)

今回の通過障害、膵炎による嘔吐について①

自分用のメモで長くてわかりにくいので2回に分けてます。
膵炎による嘔吐でお困りの方はよろしければどうぞ。



peeコの嘔吐が止まらなくなったのが9月中旬。胃幽門部の腫瘤による通過障害と判明してからオペまでの間、2週間以上連続してセレニア、ファモチジンを皮下点滴。

術後は膵炎が悪化し、再びセレニア、ファモチジン皮下点滴1日+錠剤2日。


長い間お世話になってしまったセレニアですが、連続投与は最大5日と書かれています。


通過障害で切除可能な場合、ベストは当然オペを早めること。でもこれが大学病院だとなかなか思うようにはいきません。

精密検査やオペを待つ間も吐き続け、低タンパク血症、脱水をおこせば、麻酔が必要な検査や手術ができなくなります。

通過障害の末路で餓死か、はたまた血中濃度上昇のリスクを踏まえた上でセレニアを続けるか。

いずれかの選択肢しかなければ、後者を選ぶより仕方ありません。

※通過障害でも完全に閉塞していないー食べた物が通る隙間が残されているー場合です

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2017年10月20日 (金)

セレニア中止

一昨日のブログに”セレニアをやめられない”と書きましたが・・・

舌の根も乾かぬうちに、やめてみました^_^;

一昨日の昼の少量を最後に嘔吐は止まり、便の状態もかなり改善。

膵炎は治まりつつあるとふんで、昨日からセレニア錠は中止。今のところ嘔吐なし。順調です。



膵炎の特徴の一つは、食後2時間くらい経ってから出る痛み。(すぐに痛がることもあるようです)

peeさんも食後2時間くらいから妙な場所で寝始めたりするので、まだまだ痛みはありそう。

プリンペランとファモチジンはもう少し続けます。



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乗り物酔い予防としても使われているセレニア。
連続投与は最大5日とされています。

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2017年10月18日 (水)

大学病院受診メモ

peeコの体調不良で予定を繰り上げて受診したので、オペを担当した先生は不在。他の先生から問診を受け、昨日までの状態と、かかりつけでの血液検査とエコー検査の結果を報告したのちpeeさん診察へ。


30分程度で呼ばれ、教授からお話。

手術の経過は順調。傷の治りもいいとのことで一安心。

問題は膵炎。

前回お願いしていた術中の画像を見せてもらうと、膵臓の右葉(十二指腸に沿った部分)に炎症所見あり。

この炎症部位がオペで切開した胃とは接していないことから今回のオペとは無関係で、それ以前からのものでしょう、とのこと。



なるほど。

とは言え、オペ前(600U/l)とオペ後(1000U/lover)で急激に数値が変わってしまったのだから、オペによる影響がないわけはないんだなぁ。苦

でも、幽門部を触れば膵炎を起こす可能性が高いことはわかっていたし。こればかりは致し方ありません。


ただ炎症を起こしていた場所が予想外。オペ前にたびたび上昇していたリパーゼはポリープによる影響で、てっきり膵頭部だと思っていたから。

ポリープの影響や手術による一次的な膵炎でないなら、なおさら今後体調管理に気をつけないと。


結局、引き続き吐き止め(セレニア)をやめられない日々です。

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2017年10月16日 (月)

やっぱり膵炎

先週水曜に胃幽門側部分切除をしたpeeコ。

土曜に退院して様子をみていましたが、退院直後から大量軟便、嘔気、嘔吐あり。

胃を切除したわけだし、経過を考えても術後すぐ胃の働きが正常になるわけがないけど、大量軟便は説明がつかない。こうなるとやっぱり膵炎が濃厚です。


というわけで、休み明けの大学病院に朝一で電話。明日の診察になると言われたけど、術後の大事な時にそんな悠長なことは言っていられず、かかりつけを受診してきました。


案の定、リパーゼは1,000U/I超えで測定不能。

エコーでみても膵臓はぼんやり腫れている様子。十二指腸には液体の貯留もあり。

CRPは2.3mg/dl。

CRPは時差があるため(炎症が起こってから6時間経ってから増え始め、その後12時間くらいかけてピークになる、と言われています)、やっぱり昨日の辛そうにしていた時間帯がこの数値の状態。



いまは脱水を起こさないよう吐きどめを点滴しながら、引き続き膵炎対応の療法食を与えて様子を見ます。

改めて明日、大学病院受診となりました。



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2017年10月15日 (日)

退院してきました

手術は無事終了。

消化管のオペ後は食べたものがもれていないかの確認を経て、早ければ3日で退院と聞いていましたが、我が家のpeeコも順調に3日で退院となりました。


ところが。

退院当日の朝、先生からは「元気もあるし、食べても吐かない。便は硬いのがほんの少し出たけど、ちゃんと出るのは2日後くらい。食事も散歩も普通にしていい」

という話だったのに、散歩に出ると早速大量の軟便。シブいらしく3分以上ウンチポーズのままでフリーズ。

ウプウプしているように見えたので、ごはんも回数を分けて少量ずつあげたけど日中も5~6回は吐きかけ、夜には結局吐いてしまいました。

入院中は問題なかったのに、帰宅したとたん体調不良だなんてpeeコらしい・・・。

術前から胃アトニーの状態だったし、何より胃自体(それも膵臓の近く)も切って縫ってるわけですから。調子が悪いのは当然といえば当然ですけど。


大学病院は土日休みで電話もつながらないため、第2のかかりつけに行くと

「ウンチが出てるならもれてるってことはないと思うけど、ここでは胃がどうなっているかわからないので明日大学病院に行って」

とのこと。そーですよね^_^;


ひとまず、昨日今日と続いた大量軟便を止める点滴だけしてくれました。
胃は今働きを止めるわけにはいかないので、セレニアはなしです。

まだまだ油断できそうもないなぁ。。。


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食欲はモリモリ♪

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2017年10月11日 (水)

内視鏡検査のあと

先週、胃の内視鏡検査のあとの話です。


大学病院での検査を終えたpeeさん。20時過ぎに帰宅。バイオプシーをしているので、飲食については今日はお水を少しずつ、ご飯は明朝から、とのこと。

帰宅後しばらくは疲れきった顔で熟睡していましたが、麻酔が完全に切れたのか22時過ぎくらいから急に、お腹からギュルギュルとものすごい音。

1分と黙っている時間がないほど、とにかくギュルギュル。ウロウロして明らかに様子はおかしかったけど痛みを感じているようではなかったので、しばらく様子見。

しかし深夜1時をまわった頃、痛みが出始めたのかほふく前進が始まってしまい、止むを得ずかかりつけの先生に電話。


「内視鏡をすると空気を送り込むため、検査後お腹がなるのは仕方ない。今はその動きは止めちゃいけないので、ひとまずは様子を見るしかない。かといって何日もそのままというのも良くないけど。」

そりゃそーですね^_^; 先生、すいません。


こういうときは、つい悪いことばかり想像してしまいますよねー。内視鏡検査で何かミスがあったんじゃないかとか、急性膵炎を起こしたんじゃないかとか。冷静に考えればその確率はかなり低いのに。笑

peeさん、明け方まで痛そうにしていましたが、朝にはぐっすり眠っていました。



昼頃、吐き止めを打ってもらいに病院へ。流動食を始めて2日目からは吐きにくくなり、かなり元気が出てきました。

散歩も復活。体力つけて手術に臨みます。

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