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2016年12月 8日 (木)

ようやく1ヵ月

すーさんがお空に逝ってようやく1ヵ月。こんなに毎日時間の経つのが遅く、長く感じる日はいったいいつまで続くんでしょうね^_^;

でもちょっとだけ、すーさんのいないことにも慣れてきた気がします。毎日毎日、発作の心配をしなくていいことがラクなような、哀しいような。感情はまだフラフラさまよってますが。

まぁそんなワタシのことはさておいて。

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↑旭川あにまあるから引き取った翌日のすーさん。まだ緊張しています。笑

チワワのすーさん、僧帽弁閉鎖不全症による慢性心不全で、最期は肺水腫。とてもとても苦しい最期でした。

僧帽弁閉鎖不全の原因となる弁膜症は加齢による変性とも言われますが、弁膜症になる犬もいればならない犬もいますよね。ホルモンの関係か生活習慣かはわかりませんが、体質的に”なりやすい原因”があるのは確か。人間でも病院の問診で「家族歴」というのが聞かれますが、それも同じ意味です。

弁膜症は不可逆的。僧帽弁閉鎖不全は発症すると手術以外に治療法はなく、薬は心臓の負担を増やさないように降圧剤などによる対処療法です。
また手術可能な病院は限られており(というか、東京のJASMINE 循環器病センターしか知りません)、ワタシが聞いた話だと手術費用だけでも100万円を軽く超えます。その他、オペ適応かどうかの検査や術後管理などももちろんかかりますね。

人間のことは何とも言えませんが、犬の場合はとにかく病気を発症させないこと、要するに、その体質を遺伝させないために、すでに発症した個体を繁殖に使わないことが重要です。


でも、心臓疾患の発症は多くはシニアになってから。出産のピークをとうに過ぎてからでなければ、その個体にどんな病気があるかはわかりません。(繁殖犬として飼養している最中も大抵の病気は無視されますけど)

だから、繁殖するのは生体展示販売に犬を卸すパピーミルではなく、シリアスブリーダーでなければならないのです。

シリアスブリーダーであれば多くの場合、繁殖犬を親子代々飼育していくため、親犬が病気になればその子、または更にその子の繁殖を止めることもできるし、交配する雄犬を正しく選択することで疾患の発症する確率を下げることもできます。もちろん子犬を直接販売することで、その後の犬の健康状態も把握できます。

それが生体展示販売のペットショップや、そこに子犬を卸すパピーミルだと?

繁殖犬は産めなくなれば処分しますから、その後その犬がどんな病気を発症したかは当然把握していません。

さらにペットショップでは子犬は売ったら売りっぱなし。病気になっても死んでしまっても一切関係なし。

その血統がどういう体質かなんてわかるはずがないし、そもそもパピーミルにはそんなことは関係ありません。

だから、日本の純血種をこれ以上病気だらけにしないためには生体展示販売&パピーミルという日本のペット業界の常識を変える必要がある、と思うのです。


ちょっと長くなりましたが、本当に犬が好きな人にはこれから生まれてくる犬たちのためにもちゃんとしたブリーダーから犬を迎えてほしいです。保健所やちゃんとした愛護団体ならなお良いですけど^_^


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今年の夏のすーさん。捨てられっこなのに、人間を信用してくれていたので、引き取ってからも病気以外で苦労させられたことはありませんでした。

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