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2016年9月19日 (月)

せっかくの愛護週間に・・・

動物愛護週間(9/20~26)直前の今日、札幌でもイベントが開催されています。

「人とペットの暮らし広場2016」

詳細はしっぽの会ブログをどうぞ
しっぽレポート

これまで行われていた盤渓でのイベントは、犬を連れて行く人にとっては楽しいものでした。でも、これからの愛護を考えるなら、今回のように中心部で動物との接点が少ない人の目に触れるもののほうがいいなと個人的には思います。


一方、せっかくの愛護週間だというのに、妙なものを見つけてしまいました。


札幌市内の某動物テーマパークにて行われている「里親エキスポ2016」。

チラシには
「ワンちゃんネコちゃんを飼いたいと思っている方
ペットショップに行く前にちょっと待って!
優しい飼い主を必要としているワンちゃんネコちゃん達が沢山います。
一度会ってみて、気が合う子、責任を持って
飼える子の里親になってください」


これを見て、”可哀想な犬ネコを引き取ってあげたい”と思ってしまう人もいるのかな?


「道内最大級100頭以上」という記載もありますが、この犬ネコ達は、いったいどこからやってきたのでしょう?


見た人の同情を誘うような説明文も、ワタシには強い違和感しか感じられません。


以前から何度か同じようなことを書いていますが・・・


本当に可哀想な犬ネコを増やさないためには、譲渡する動物に不妊処置をすることは欠かせないし、まともな愛護団体なら安易に誰彼にでも動物を渡したりはしません。

またワタシが何より重要だと思うのは、犬ネコを商売のために平気で使い捨てる、繁殖業者の片棒を担がないこと。

繁殖できなくなった犬ネコは、業者にとってはただの不要品。手元に残せばコストがかさむだけの邪魔な存在でしかありません。

行政(保健所)が業者からの引き取りを拒否できるようになり、業者にも動物の適正な扱いが求められている現在、業者はなんとしてでも繁殖できない犬ネコを極力費用をかけずに処分したいのです。


そこで格安で犬ネコを引き取る”引き取り屋”が横行。その後は・・・

◆タダ同然の残飯を与え続け、糞尿まみれのまま死ぬのを待つ、いわゆる飼い殺し

または

◆お金をもらって引き取った犬ネコを、一見愛護風に、無料譲渡する
(薄利でしょうけど間違いなくビジネスで、愛護ではありません)

こうしたやり方がきちんとしたルールもないままに存在し、愛護と誤解を招くような表現を使うのを合法としているのはどうなんだろう?


札幌市の条例では、飼い主による終生飼養をうたっています。繁殖業者だって飼い主。商売だろうと何だろうと、責任を持って終生飼養するべきだとワタシは解釈しています。

だからこそ、種にこだわり繁殖犬(ネコ)を終生飼養するシリアスブリーダーから、子犬子ネコを買ってほしいのです。


生体展示販売のペットショップがなくならない限り、犬ネコを商品として使い捨てる繁殖業者はなくなりません。不幸な犬ネコは途切れることなく、次から次へと世に出てきます。


流れ出る水は受け止めるだけではダメです。蛇口を閉めなきゃ、水は止まりません。


Image_2

”責任を持って”と書かれていますが、その言葉そのままお返ししたい

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