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2016年8月 7日 (日)

肝炎へのプラセンタの効果

プラセンタと言っても、市販されている豚や馬由来のサプリメントではなく、人由来(人の胎盤抽出物)のものを注射した場合の、肝障害に対する個人的な効果の話です。


結論から言うと、1ヶ月間ウルソデオキシコール酸を服用しても全く下がらなかった肝臓の逸脱酵素(ALT. AST)が、プラセンタ注射(ラエンネック)週3回を2週間続けたところで半減、その後回数を減らしながら継続したところ、3ヶ月かからずに正常値になりました。

ちなみにこれはウイルス性ではない中程度の肝炎に、ウルソを内服しながらプラセンタ注射、食事改善を同時に行った結果です。(食事は脂質と糖質を減らし、一般的に身体に良いと言われるものー発酵食品などを増やした程度)

一般的によく言われるプラセンタの効果ー例えば肌がきれいになったとか、シミが消えたとかは、今のところ残念ながら感じられません。時間がかかるのかもしれませんけど。笑
(でも1ヶ月程度で乾燥肌が大きく改善した人をみたことがあります。その人の場合は乾燥肌の原因と、プラセンタがたまたま一致したのかもしれませんね)

プラセンタを注射すると元気が出るということで、戦時中に兵隊さんが注射していたとか、ヒポクラテスも治療に使っていたとか言われていますが、要は民間療法。

更年期障害などに苦しむ方たちを中心に最近よく聞かれるようになりましたが、問題はその安全性。人の胎盤抽出物を注射する場合、クロイツフェルトヤコブ病など感染症のリスクを完全排除できないこと(なので献血はできません)、また、雑な表現ですが”なぜ効くかよくわからない”ことから、ドクターの中でも否定的な意見が多いです。ワタシの周りの医療従事者はみなイヤな顔をします。笑 添付文書の冒頭にも、リスクについて説明するよう書かれています。

使うつもりはなかったんですが、今回はこれで数値が下がらなければいよいよステロイドを始めなければならず、背に腹はかえられぬーといった感じでした。

でも、結果は想像以上。

ちなみに、注射を始める前に経口(人由来のものと、それ以外)も試してみましたが、個人的には全く効果を感じられませんでした。


効果には個人差もあり、感染症のリスクもあります。また乳がんの方は使わないほうがいいと言われています。あくまでも情報の一つとしてご参考までに。

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