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2016年5月28日 (土)

犬の想像妊娠ー偽妊娠

チワワすーさん、なんと偽妊娠でした囧rz 人間でいうと想像妊娠ですが、犬の場合は意思とは無関係なので偽妊娠といいますね。

プロラクチンは、特に夜間に多く分泌されると聞いたことがあります。(人間の話ですけど) 主に夜中にウロウロしたり、何かと様子がおかしかったのは、この偽妊娠によるものだったかもしれません。

偽妊娠は妊娠と同様にエストロゲン、プロゲステロン、そして乳汁分泌ホルモンと言われるプロラクチンの値が特に高くなります。

出産に備えてエストロゲンは子宮内膜を肥厚させる作用が、プロラクチンは乳腺を発達させる作用がそれぞれありますが、偽妊娠だとせっかく作用してもそれが使われることはないわけです。乱暴な言い方ですが、使われないものは、そのままにしておくと古くなり悪いものになる可能性が高くなります。よって偽妊娠を繰り返すと婦人科系疾患ー子宮蓄膿症や乳腺腫瘍になりやすいわけですね。

犬の偽妊娠は多いですね。心疾患のあるすーさんの場合、卵巣子宮の摘出ができませんから、万が一子宮蓄膿症を発症してしまうと内科的処置しか手段がありません。子宮を収縮させ、子宮頚管を緩ませることで膿を排出させる方法ですが、心臓への負担も少なくない上に完治する例が多くなく予後が悪いのです。早期発見、処置が重要となるため、2週間後に再診になりました。

だから健康な若いうちの不妊手術が特に重要なのにと、10歳にもなる犬をオスメスセットで2匹も保健所に持ち込むような無責任なお婆さん(すーさんを捨てた元飼い主)に怒り再燃しても意味がありませんが、せめて売る方には規制を設けてもらいたい。

相手がどうであっても売れればいい、後のことは知らないという現在の生体展示販売型のペットショップは生体を扱う資格をなくせばいいと思いますし、早くそういう時代がきてもらわないと困ります。

犬より飼いやすいと言われ、今現在ブームになってしまった猫は犬より長生きで繁殖能力も高い分、もっと大変なことになりますよね。


話はそれましたがとにかく、高齢化しさまざまな疾病が出てから避妊手術をしていなかったことを後悔しても遅すぎることが多いのです。(捨てるならなおさら、若いうちに手術しておいてほしいくらいです)

よく、自然のままがいい、不妊手術はエゴだと言う人がいます。聞こえはいいですが、犬は野生動物ではありませんね。長い歴史のなかで人間に寄り添うことで生きのび、繁栄してきた動物です。何より人間が飼う以上すでに野生ではありませんから、快適に生きていけるようにするのは当然のこと。

性ホルモンにさらされるストレスをなくすこと、病気のリスクを下げることは飼い主の義務だとワタシは思います。

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