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2016年2月22日 (月)

ドッグバンクのこと

いまネットで話題になっている「ドッグバンク」と「29000頭の実績をもつ?里親ビジネス」を手がける都内の業者。

クイーンリボンケンネル
http://www.qrk-akitainu.com/index.asp

ドッグバンクについて記載されたページがサイトマップに見当たらないため、下記URLのみ
http://www.qrk-akitainu.com/dogbank.asp
※2月22日PMに削除された模様


ことの発端は数年前、このオーナーが自分が病気で余命いくばくもないことを理由に、腫瘍等で状態のよくない犬18頭の里親探しを某愛護団体に依頼してきたのが始まりらしい。

ところがこのオーナーは不死身だったようで、事業の縮小はおろかドッグバンクなる新たなビジネスを立ち上げたことで(いつからかは不明)現在あちこちSNSを賑わせることになった、というのがワタシの認識。

このドッグバンクは
入会金10,000円と
繁殖犬代金(オス、メス)600,000万を支払うと犬2匹がやってくる。生まれた子犬は基本40,000円で買取されるため、年2回の繁殖で合計6匹生まれると
6×40,000=240,000円になる、と書かれています。

ざーっと5〜6年頑張らせたら、あっというまに受け取り額は100万円を超えるってことですかね?

しかし、犬を繁殖させて高利回りだなんてf^_^;)
昭和のスピッツブームがまっさきに頭に浮かびましたが、「子犬生まれたら買い取りますから連絡くださいねー」なんてセリフ、少し前の札幌のペットショップでも普通でしたね。

でも今は違います。
出産回数の(繁殖)制限を設けようという動きも出ているほど日本のペット業界の昔ながらのやり方が向かい風を受けている時代に、そんな甘くありません。
何より犬を繁殖・販売するには、動物取扱業「販売」の申請登録が必要。昔のように自由ではないですから。

そもそもこの業者自体「保管」の番号しか記載されてないけど、ホームページによると販売も里親ビジネスもしている。となると「販売」と「譲受飼養」はどーなってるんでしょう。
行政に問い合わせしまして返信待ち。

交渉している愛護団体が求めているのは、ドッグバンクとやらの中止だけなのでしょうか。「病気でながくないから」というのが仮にウソ八百だとしても、特に損害わ被ったわけでもなく、ただ口約束を破られたというだけでは違法性もなし。廃業を求めるのは難しいのでしょう。

どうやら愛護団体は、相手の廃業について書面を交わすことなく里親探しに手を貸してしまったようですね。パピーミルなどでもたびたび同じようなことがあり、残念な限りですが。とにかく業者に「使えなくなった犬は愛護団体に後片付けしてもらうんだー」なんて、なめたことをいつまでも言わせておいてはいけないと思います。

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