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2011年9月21日 (水)

ねこのライソゾーム病

実は7月に書いた記事です^^;
いまさらですが公開します。

アクセス解析を見ると、この半年くらいの間でずいぶん
「猫 ライソゾーム病」
というキーワードを見かけるようになりました。

また、“獣医師から最近猫でも増えているらしいと言われた”といった
内容のコメントもいただきました。

でも・・・何かしっくりこない。

犬の場合は流行犬種にとびついたパピーミルや
(主に)質の良くないブリーダーが
目先の利益のためだけに乱繁殖をした結果として遺伝病が多発、

結果としてライソゾーム病も増えるというのは
望ましくありませんが、よくわかります。

一方ねこの場合、純血種はともかく
雑種ねこの遺伝子プールが純血種ほど狭いわけもなく、
「(最近)ねこで遺伝病が増えている」とは到底考えにくい・・・。

ということで、ご専門の先生にお伺いしてみました。

雑種ねこは、犬のように人工的に繁殖が管理されているわけではありません。
遺伝子的にはやや野生動物に近い集団であり、
遺伝病の変異が突然変異で生じても、一定の低い頻度で維持されるため
「遺伝病の発生個体が最近増えている」ということはないそうです。

おそらく、増えているのは「獣医師が症例として遭遇する数」。

情報の入手が容易になったことも理由でしょうけど
「高度医療を受けられるねこが増えた」
ということですよね。

大事にされるねこが増えた、と言えるかもしれません。
ワタシにとってはうれしいことですが、
こうした病気の話は辛いですね・・・。

その他、雑種ねこで遺伝病が増えるシチュエーションというのが
避妊去勢をせず、エサを与え続ける多頭飼い。

主に個人宅だったり公園等だったりしますが、いずれも人為的です。

またそれとは背景が異なりますが
「島に住むねこ」も遺伝性疾患が多いそうです。
こちらは自然発生と言えるのでしょうけど
閉鎖された地域で繁殖が繰り返されればは血が濃くなりますから
当然多くなります。

こうした背景をみても犬とねこは全然違いますが
それぞれを知ることで、
不幸になる犬ねこを減らすためのヒントがみえてくる気がします。

*.* .*.☆
安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
*.* .*.☆
   ☆.* よろしければ、プロフィールもご覧ください*.

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