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2011年1月13日 (木)

bebe子のこと-1

bebe子の引き取り時の体重は3.2kg。

(保健所で1週間ご飯をもらっていてそれですから、
 保護時はもっと少なかったでしょう)

初めてみたときは、ずいぶん小さいなーと思ったんですが
カラダを触って驚きました。
なぜって“本来あるべき肉がついていなかった”から。

動物病院のカルテに書かれたのは「削痩(さくそう)」。

文字通りに
“骨と皮ばかりに削れたように痩せこけた状態”でした。

実際、bebe子の骨格自体はpee子より一回り以上も大きかったし、
獣医の先生からは「適正体重は6kg以上あってもいい」と言われました。
適正体重のほぼ半分、人間だったら死んでますよね。

一瞬、ブリーダーによる放棄が頭にうかびましたが
bebe子には避妊手術と思われる痕があったし
(帝王切開の可能性もあるので絶対ではないですが)、
なによりパピーミルの犬たちとは性格が違いすぎました。

パピーミルの犬が、人の腕枕で眠れるようになるには
相当な時間がかかるでしょう。

となると、削痩の原因はネグレクト(飼養放棄)かガン。

レントゲンや血液検査の結果からはガンの可能性は低そうだったし、
何よりつねに飢餓感があるようだし、爪も伸びきり抜け落ちていたので
やはりネグレクトだろうと思います。

人への警戒心がまったくない小型犬が冬の寒空の下、
飲まず食わずでやせ細るまで
何日も放浪するとは考えにくいですね。
自宅内で、どれだけ長い間放置されていたんでしょう。


とにかく赤血球が少なく、極度の貧血でした。
また、栄養失調と関連があるんじゃないかと思いますが
眼は角膜ジストロフィーがみられ、耳はほぼ聞こえていないようです。

ほかには、若年性の白内障を発症しているほか
心臓も投薬が必要な状態などなど。
(これらは遺伝的な問題ですね)

また、体重が増えてから歯石除去をしましたが
すでに何本かの歯はダメになっていたため抜歯しました。

こんなわけで、bebe子は運よく助かりましたが
せっかくセンターや保健所から引き出されても
既に手遅れの状態だったという犬ねこはたくさんいます。

当然、捨てるなら飼うな、ですが
どーせ捨てるなら助けられるうちに捨ててほしい、というのも本音。

本当に腹が立ちます。

何がって、こんなひどいことをしているのは
犬ねこを憎んでいる人ではなく
飼っていた人=いっときでも犬ねこ好きだった(つもりの)人
 だということ。

「誰でも気軽に買える」

こうした現状が変わらない限り犠牲は減らないのでしょうね。

言ってもわからない人をなんとかするには
法律のほうに変わってもらうしかありません。

動物愛護法の改正のチャンス、絶対無駄にはできません。


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安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
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