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2010年5月18日 (火)

感染症との共生

毎日毎日、口蹄疫の感染症のニュースでもちきりですね。

“口蹄疫は豚や牛、羊など偶蹄類(ぐうているい)の
 ほ乳動物に感染するウイルス性の家畜病”

※偶蹄類とは、四肢の指が‐2本(4本)の蹄をもつ哺乳類

…ということは、今回初めて知りました。

2000年にも感染がみつかっていたようですが
このときは規模が小さかったのでしょうか、
さほど話題になっていなかったように思います。
(or 当時さほど感染症に関心のなかったワタシの記憶にないだけ、か…)

今回、処分対象となっている牛や豚は日に日に増え、いまや11万頭以上。
これほどの命が無駄に処分されなければならないことは
想像を絶しますよね…。

予防・ワクチンについていは
ニュースや情報番組でも取り上げられていますが
肉質をおとさないために接種せず、
感染症の予防については“殺処分方式”が採用されてきたそうですね。

で、ちょっと調べてみたら
あるwebサイトには

殺処分という方式が存在している中でワクチン開発をしても
企業利益にはつながらないために、企業によるワクチン開発は
この30年間ほとんど試みられていません

とありました。(2001年の資料のようです)

現在、欧米等の地域ではワクチン接種が行われているようですから
世界的には2001年以降で変化がおきているのでしょう。

また、このサイトによると
1920年代の発生で、処分の順番待ちの間に
症状が回復してしまう動物もいた
そうです。

抗体ができれば今後は発症しないのでしょうから、
今度こそ安全ですよね。
いっそみんな治療できないのだろうか、と思いましたが
それだけの数を完全に隔離して、感染を阻止するのは
非現実的なのでしょう。

実は上記に記載したサイトというのは
日本獣医学会のものです。
東大名誉教授の連続講座をまとめた資料を読んで
書きました。

その資料のタイトルは「口蹄疫との共生」

“共生”、ようするに殺処分方式ではなく、ワクチン方式を用いるべきだと
書かれた資料なのです。
2001年の時点で、です。

この資料の最後はこう締めくくられています。

「口蹄疫ウイルスの侵入は起こりうるという前提で、
動物を大量に殺すことなく、感染の広がりを阻止することを
真剣に考える時代になっていると思います。
ワクチン領域ではそれだけの技術進歩は
すでに得られているはずです。」 

この先生は今ごろどう思っているでしょうか。

ワクチン開発・接種の方向で進展していれば
今回のケースもここまでの被害にはならなかったにちがいありません。

ワクチンの重要性をあらためて痛感した問題です。

犬の場合、ガンが怖いからワクチンはしないという話もよく聞きます。
一年に一回のワクチネーションが
本当に正しいのかどうかはわかりませんが、
ワタシにとっては“遠くのガンよりも、まずは近くのパルボ”。
パルボやジステンパーは全然珍しくありません。

6月末までに狂犬病予防接種も受けないといけませんね。

*.* .*.☆
安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
*.* .*.☆
   ☆.* よろしければ、プロフィールもご覧ください*.

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コメント

同じく、遠くの癌より近くのパルボ派なんですが・・・
これまた飛行機不時着気味の我が家(苦笑

今日、初めて身近に口蹄疫のことを聞きました
前に住んでいた借家の隣の牛が気になってしかたないです。
おいしいお肉を食べたい人の為に殺される、殺処分される命ってなんなんでしょうね・・・
子牛と母牛が引き離される時の泣き声、とても悲しい声で陣痛の声とは違うのを思い出してるこの頃です。

投稿: chiko | 2010年5月20日 (木) 21時42分

chikoさん、こんにちは。

不時着だなんて失礼なこと言ってすいません・・・
(毒舌会話ができる数少ない仲間ということで許して。苦笑)

癌も多いけど、でもやっぱりパルボのリスクに比べれば、ね。
薬の毒は長期的に解毒できる、と思うのは甘いかなー。


昨日のニュースがショックでしたよ。
豚舎で、子豚がみんな苦しそうに伏せたままなの。
「可哀相で仕方ない」ってオーナーも言っててね。
でも、埋立地が決まらないと、殺すこともできないって。

子豚は体力もないから、放っておいて助かるなんてことは
たぶんないですよね。
食べるために殺される運命の命でも、
苦しめることなんて誰も望んでいないのにね。
早くなんとかしてあげてほしいな・・・。

投稿: ワタシ | 2010年5月22日 (土) 01時39分

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