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2009年9月10日 (木)

かわいそうなぞう

子どもの頃に読んだ本で
その後のワタシの価値観に強く影響を与えたものが
2つあります。

そのうちの1つが『かわいそうなぞう』。

小学校2年生の国語の教科書に載っていたので
同世代の人ならすぐわかりますよね。
第二次世界大戦中に上野動物園で起きた実話です。

戦争が激しくなり、猛獣が逃げ出すことを危惧した動物園は
猛獣を殺すことを決めた。

ところが、ゾウだけが殺せない。
安楽死の注射が打てず、毒の入った餌も食べない。
そこで食料も水も与えず餓死させようとすることになる。

3匹のゾウはエサをもらおうと、必至に芸をしてみせる。
それでもエサはもらえることはなく、
ゾウたちは次第に弱っていき1匹、また1匹・・・と
3匹とも息絶えてしまう。

想像したくないですよね、食べるものがほしくて
弱ったカラダで必至に芸をしつづけるゾウの姿。

戦争で苦しめられたのは人間だけじゃない。
人間の勝手で、罪のない動物が殺されることが許せないと
子どもながらに強く思った記憶があります。

経営がうまくいかなくなった繁殖場が
犬を衰弱死させる事件にこんなに苛立ちを感じるのも、
小さい頃の価値観と変わっていないからかもしれません。
(言ってしまえばあんまり成長してない)

でも、戦争と、経営がうまくいかないのとでは
全く事情が違います。

どうして殺してしまう前に事業の見直しができないんだろう?

餓死させられるくらい
犬に対して愛情と誠実さのカケラも持たない人たちが
犬を商売にしていることはもちろん許せないし、
そういった個人的な感情は抜きにしても
今どき、業界全体がこれほど大きく倫理に反している業種も
ないんじゃないでしょうか。

商品を購入するってことは、その店を、その仕入先を、生産者を支持するってことですよね。

犬好きなら、“かわいそうないぬ”を増やしちゃいけません。

*.* .*.☆
安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
*.* .*.☆
   ☆.* よろしければ、プロフィールもご覧ください*

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コメント

こんにちは、ワタシさん。
お元気ですか?
実は昨日、ちょうど娘と「かわいそうなぞう」の話をしたばかりでした!
私も教科書で読んで辛かったのをよく覚えています(ワタシさんと同世代かしら?)

本当にワンちゃん達を物同然に扱うこの業界自体、許せませんし、また飼ったワンちゃんを簡単に手放し反省もしない人達に怒り爆発です!!
こんな勝手な大人を見ながら、育った子供はどうなるのだろうと思ってしまいます…

でも、こういう悪い大人だけではなく、色々気づき行動されているワタシさん達のような方達がいると思うと心が救われます♪

投稿: ゆき | 2009年9月12日 (土) 11時37分

ゆきさん、こんばんは。
元気です^^ゆきさんもお変わりないですか?

「かわいそうなぞう」のこと、昨日お話されたとは偶然ですね。(なんとなく同世代っぽい気がします。笑)
こうしたお話が親子でできるなんて素敵です。素直ないいお嬢さんになりますね。

当時(戦時中)のことを責めることはできませんが、今は全く事情が違いますよね。

どんなに重大な理由だとしても、ともに生活した動物の命を奪うことのできる人の気持ちはワタシには永遠にわからない気がします。根本的なものが違うんでしょう。

ちなみに、「出産」を理由に保健所に犬を連れてくる人も多いんですよ。そうした人の子どもたちには、自分の親を反面教師にしてくれることを願うしかありません。子どもは可哀相です・・・。

投稿: ワタシ | 2009年9月13日 (日) 23時21分

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