« ウィルス対策 | トップページ | 自民が大敗したら? »

2009年8月30日 (日)

今本先生のセミナー

日本のペット業界を変えてくれる獣医師といえば
ワタシはまっさきにこの人が思い浮かびます。

新庄動物病院の今本先生。

獣医師という仕事だけでも忙しいはずなのに、
遺伝病を無くすために、先生自らいろんな活動をしているのは
みなさんご存知の通りです。本当にすごい方ですね。

その今本先生、この週末は札幌で
動物取扱業者と獣医師を対象としたセミナーを行っていたそうです。

29日の動物取扱業者向けの内容は・・・


(テーマ)
「イヌやネコの毛色と遺伝病との関係」
~これだけ覚えれば遺伝病はマスターできる!




遺伝子は動物の全てに関連している。

“この毛色の犬だから、こういう症状が出やすい”ということではなく
“毛色も含めて全てが遺伝子による影響を受けている”から。
(例えば、同じダックスでも毛色が違うと眼底の色が違うなど)

遺伝性疾患である
CL(セロイドリポフスチン)症は致死性、
PRA(進行性網膜萎縮)や遺伝性難聴などは治療が不可能。
遺伝子には逆らうことはできない。

ようするに、遺伝性疾患をなんとかするためには
その遺伝子を根絶させなければいけない。
キャリア同士の交配をさけなければいけない。

上記のようなお話と
ミニチュアダックスの交配と遺伝子、
PRA(進行性網膜萎縮)についての詳しい説明があったそうです。



ワタシなんかは
“犬に愛と情熱を傾ける、遺伝と病理の知識のある人しか繁殖してはいけない”
と思っていますが、
日本社会はそこまで犬本意にはなってくれません。

現実的に遺伝性疾患を減らすためには
繁殖者の知識を底上げしていくことが欠かせないのです。

そのために先生は忙しい時間を割いて、じきじきに、
動物取扱業者にまで講座をおこなっているわけですよね。
「わからないことがあったら、気軽にメールをください」といって
メールアドレスまでお知らせしていたそうです。
ホント、すごい草の根活動^^;


セミナーは、全般的に
繁殖者側が受け入れやすい、繁殖者側にたった表現で
遺伝子検査の必要性を訴えていたと聞きました。
例えば
「繁殖犬の家系を調べてみるのも、身を守るための勇気です」とか。

確かに。その通りだと思います(笑)

今回は対象者限定のセミナーだったので
参加した人に話を聞くしかありませんでしたが、
ぜひ直接聞いてみたいですね。

セミナーの内容とやや似ていると思われる?
今本先生による遺伝性疾患の説明はコチラ(新庄動物病院サイト内)


さて、今本先生自らがこうした活動をしているわけですから、
愛犬家だって何もしないわけにはいきません(笑)

今本先生のセミナーに参加しようとも思わないような
危機感のかけらもない、いい加減な繁殖業者に
(廃業を含めて)考えを改めさせるには、
私達一般の飼い主が知識と厳しい目をもつことが不可欠です。

いい加減な繁殖業者やペットショップの食い物にならないためにも
私達も勉強しましょう。

それが治療法のない遺伝性疾患をもって生まれてしまう
犬や猫を減らすことにも繋がると思います。


***********************************************

6月14日の早朝、石狩浜で犬が行方不明になりました。
【石狩 ダルメシアンの目撃情報】

***********************************************

*.* .*.☆
安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
*.* .*.☆
   ☆.* よろしければ、プロフィールもご覧ください*

|

« ウィルス対策 | トップページ | 自民が大敗したら? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ウィルス対策 | トップページ | 自民が大敗したら? »