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2009年8月 5日 (水)

NHKクローズアップ現代“ペットは泣いている”要約

さっそくyoutubeでもアップされてますね。
(8月11日 youtubeで映像が削除されていたことを確認しましたので
URLも削除しました)



以下、番組を見ながら取ったメモを保存用にあげておきます。
(間違いがあればご遠慮なく指摘してください)



【VTR】

繁殖業者の声
「以前は10万円以上でペットショップに売れていた犬が、
今は5万円がやっと。経営は苦しい。食べさせるのがやっと」

激しい価格競争はインターネットを利用した新規参入が
原因と言われている。

ネットオークションで子犬を販売している個人。
「犬を買いたくても、高くて買えないという人のために
安く犬を買ってもらいたいと思った」

ところが
以前は15万から20万くらいついた金額が
いまではなかなか値段があがらない。
落札価格は4万円に。

1円で犬を売り出すケースも。売れ残りの見切り品。


これは「日本の消費者が子犬を好む」という問題と
大きく関連している。

(データ)92%が生後60日以内の子犬を購入している


街頭インタビューで、一般の人たちも
「小さい方が可愛い」
「小さい頃から飼うほうが愛着がわく」とコメント。



こうした深刻な価格破壊が、繁殖場の犬の健康を脅かしている。

繁殖場からボランティアに保護された犬。
診察してみると
・栄養状態が悪い
・ケガをしていても治療されていない
・歯がくさっている

獣医師は言う。
「繁殖場の犬は、出産以外はケアされていないケースも多い」


全身をダニに寄生され感染症にかかり衰弱死寸前だったという
シーズーの写真。
(目だけが大きく飛び出し、ガリガリに痩せ、被毛は悲惨な状態でシーズーとはわからない)

子犬生産工場=パピーミルと呼ばれる繁殖場の映像。
(不衛生な環境。狭いゲージに入れられた犬たち)


以前パピーミルで働いていたという男性のインタビュー。
「帝王切開もそこ(パピーミル内)でやっていた。
死んだら死んだで仕方ない。
生まれた子犬も売れなきゃ処分していた」

こうした状況を改善しようとしているのが
全国ペット小売業協会(XPK)。
(よろしければ、コチラも。4月28日の記事
ところが、実際協会に加盟しているのは約3500社。大半は加盟していない)


こうした現状の原因として、国の規制が充分ではないことがあげられる。

自治体は登録制。登録はほぼ書類審査でパスしてしまうため、
悪質な業者を取り締まることができない。
また基準が曖昧なことも問題。

環境省の担当者は「基準を一定の文書にすることができない」とコメント。



【スタジオ】

ゲスト:地球生物会議ALIVE野上氏

価格破壊が進んでいるのに、過剰な繁殖が続いている。

4年前に動愛法は改正されたのになぜ?

アライブでは
動物取り扱い業者に対する規制に関する要望を提出したが
改正では半分しか実現されなかった。

基準が曖昧なことなど問題が多い。

例えば行政による立ち入り調査は事前予告があるため、
業者は調査の前に犬を他の場所に移したり、
犬舎の清掃を行う、これによって調査はスルーできる
予告をなくさないと意味がない。


また基準に具体的な数値を設けないと改善は無理。

◆業者認可 (日本)登録制 (英国)許可制

地域ごとに登録できるため、例えば東京で登録を取り消されても、
再び大阪で登録することができてしまう。
また、イギリスのブリーダーは何百年もかけて作られてきた犬種特性を考えて
それを守って交配している。たいがい1種類の犬種しか扱っていない。
日本とは同じ呼び名の「ブリーダー」でも、2つの国の言葉の意味は全く異なる


◆繁殖制限 (日本)適切な回数 (英国)一年に1回、一生に6回

日本はボロボロになるまで出産させられ、産めなくなれば殺処分。
イギリスは母体の静養期間を設けているし、終生飼育も義務化されている


◆幼齢動物の販売制限 (日本)適切な時期  (英国)8週までは親元

イギリスでは科学的根拠に基づいて、8週未満の犬を親犬から離してはいけないこ
とになっている


それと同時に、買う(飼う)側の意識を変える必要がある。




【VTR】

行政や民間で新たな試みも始まっている。

1台のトラック。
飼い主から不要とされた犬や猫を引き取るためにその場所にやってきた。
トラックの周辺には、ペットを連れてきた人たちの姿。

「ペットだって命だって、そんなことは常識。言われなくてもわかってる。
でも人間だって大事でしょ?どっちが大事なの?」
なぜ捨てるのか?という問いに開き直り、逆切れしながら答える
ペットを捨てた女性。

殺処分される犬は年間10万匹にものぼる。

こうした飼い主たちを思いとどまらせようと説得をしているのが
熊本市動物愛護センター。

「ペットを捨てたい」という飼い主からの電話に
本当に飼いつづけることができないのか
説得を続ける。

「どうしても捨てる、という人に
犬の殺処分に立ち会ってもらったこともあります」

また、引き取り希望者にもすぐには犬を渡さない。
必ずみてもらうというVTRには、
殺処分の瞬間が写された映像がながれる。
涙ながらに「最期を看取るまで大事にしたい」と答える女性。



大阪の愛護団体(アニマルレフュージュ関西;ARK)の映像。
飼い主に放棄された犬に、新たな飼い主を探す活動をしている。
2歳以上の成犬から老犬も。

しつけがされていたり、行動も落ち着いているので
初心者や年配の方にとっては、こうした犬のほうが飼いやすい場合も多い。

ARK代表オリバー氏のコメント。


10歳のミニチュアダックスを引き取った女性の自宅の様子が映し出される。
「まだ2週間。でもすっかり馴染んでます。」
犬もリラックスした様子。


【スタジオ】

犬を迎えるためのこうした選択肢が1匹の命を救う。
こうした選択肢や、子犬を迎えるリスクも知ってほしい。
そして、こうしたことを支える仕組みが必要。
基準を明確にすること
業者を監視すること
情報を公開すること

動物愛護団体はほとんどボランティア。
運営は苦しい状態だから、社会全体が認知して
こうした活動を支えてほしい。

行政-業者-飼い主-愛護団体
この4者が連携することが必要。

売られている子犬が“どこで生まれて、繁殖されたんだろう?”ということに
関心をもってほしい。

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6月14日の早朝、石狩浜で犬が行方不明になりました。
【石狩 ダルメシアンの目撃情報】

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安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
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