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2008年8月 1日 (金)

それでもペットショップ?

処分されても処分されても、飼い主から見捨てられて
保健所にやってくる犬猫はあとをたちません。

これを全て生かしておくことは、不可能に近いことだと思います。

必要な経費は、わいて出るわけではありませんよね。
全て私達の税金から成り立っているわけで。
また私設のシェルターにだって限界があります。
自分たちの私財やわずかな寄付によって、ギリギリのところで
運営しているところが大部分です。

殺処分をなくすには、まずは
捨てられる犬猫を減らすこと=犬猫を過剰に増やさないことが第一なのです。

保健所にいる、処分される運命の犬猫が可哀相と
感じたことがあるなら、ぜひ考えてほしいことがあります。

週末はたくさんの人でにぎわっているペットショップですが、
このペットショップ(生体展示販売)は本当に必要なんでしょうか。

売りたいがために、常に犬猫は供給過剰。
客がどんなに無責任な人であってもお金さえあれば売ります。
売れなければ値段を下げて投げ売りします。
客集めのために「抽選でプレゼント」なんてのもあります。

繁殖に対して何の知識もない、
無責任な飼い主が繁殖させた子犬猫を安価で買い入れます。
繁殖の手助けもします。
ブームがきた犬猫を、乱繁殖ブリーダーはどんどん増やします。

こうした繁殖・販売に制限をかけない限り捨てられる犬猫は増える一方。
捨てられた犬猫の再飼養のチャンスも減るでしょう。
犬猫を飼える人には限界がありますから。

こんな状況が野放しにしたまま、殺処分を中止すればどうなるでしょう?

いったい誰が面倒をみるのでしょうか。
保健所はパンクし、シェルターはたちゆかなくなります。

当然、再飼養可能な救えるコたちは救ってほしい。
できるかぎり、殺処分なんてしてほしくはないです。

そのためにはまず、
「出元」に歯止めをかけて現状を変える必要があります。
悪循環をとめるのです。

殺処分される運命にある犬猫たちを、直接救える人は
それほど多くないのかもしれません。

でも、生体展示販売しているペットショップでは何も買わない。
周囲の人にもそれを呼びかける。

これなら誰にでもできますよね。

自分ひとりくらい、と考えず、みんなが実践したら
ペットショップは確実に減らせる。殺処分も絶対に減らせる。

ワタシは信じてます。

*.* .*.☆
安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
*.* .*.☆
   ☆.* よろしければ、プロフィールもご覧ください*.

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コメント

そうそう、なにも買っちゃいかんと思う。
たとえフード一つでも。

mixi見てると、どうどうとしてる生体販売店経営者や店員、はては獣医学部学生までいて、あきれ果てます。
そんな人たちには「因果応報」という言葉をプレゼントしたいと思います(゚Д゚)クワッ!

投稿: nina | 2008年8月 2日 (土) 08時03分

今札幌市に保護されている犬種にMダックスが多いですね。
ホームページの写真を見ると、どのダックスもかわいいのに、、と悲しくなります。

このところ、車を運転していてもダックスが散歩をしているのを見ると、その犬が保健所から助けられた犬であって欲しいと思います。

今まで、なにも考えずにペットショップに立ち寄っていた私ですが、ものの見方が変わりました。

このことをペットショップで犬を買った方々にも伝えたいのですが、「しょうがないんじゃないの。」で終わる方もいるんです。
自分自身でよく考えて、ポリシーを持って生きていったときに周りの人にも通じるのかな、、、と思いました。
ついこの間まで、自分もその一人だったのですから。
ワタシさん、ありがとう。

投稿: ノラ | 2008年8月 2日 (土) 10時41分

こんにちは。ブログ、時々拝見しています。
ペットショップの生態販売を含め、日本のペットの流通システムはもっと規制されるべきですよね。
まずペットショップ、繁殖業者が登録制になったことは前進だと思いますが、繁殖する頭数、回数も制限すべきだと思います。英国では1歳以上の雌で、1回の頭数が6頭未満、次の出産までは12ヶ月開けると決められています。さらに1年に一回は飼育環境のチェックが入ります。条例をもっと細かく制定するように政府に働きかけること、同時に飼い主にペットシャップや悪徳ブリーダーから買うとこんな問題行動へと発展しやすくなると啓蒙していくことが必要でしょう。そしてもう一つ必要だと思うのは、良いブリーダーさんの情報を飼い主さんに提供してあげることだと思います。安易にペットを飼わずに自分で勉強し、飼いたい犬猫種を調べてブリーダーさんにコンタクトする人もいると思いますが、身近にはペットショップしかない、情報を収集するのが苦手でどこで購入すればいいのかわからないと思う人も少なくはないと思います。
自分で調べて、自分の目で見て子犬猫を決めるべきであることを伝えつつ、いいブリーダーさんを紹介できるようなサイトや雑誌などがあれば考え直す飼い主さんも増えるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
ちなみに英国の人気犬雑誌では(私も気に入っている雑誌ですが)毎月5,6ページに渡って犬種ごとのブリーダーさん、またはアドバイザーの情報が掲載されています。

投稿: 菊地三恵 | 2008年8月 2日 (土) 22時49分

ninaさん、こんにちは。
シェルターの支援をしているペットグッズショップを
応援したいものだよね^^。

>どうどうとしてる生体販売店経営者や店員、はては獣医学部学生

そうそう・・・。だから頭痛くなるのです。
そーいう人たちの開き直りが勘違いを助長する。
自家繁殖ダメ、ペットショップダメと言っている人が
“変わっている”と思われる・・・(苦笑)
そういう人たちこそ考えを変えてほしいんだけど、どーしたらいいものかねぇ。

投稿: ワタシ | 2008年8月 4日 (月) 18時34分

ノラさん、こんにちは。
mixiとか、掲示板で開き直っている専門家は
本当にタチが悪いんですが(苦笑)、
「しょうがないんじゃないの。」といって目をそむける人は
考えを変えてもらえる可能性はあると思うんですよ^^
押し付けがましく言うと嫌われてしまうので(笑)、
ノラさんのおっしゃる通り、自分の行動で示すのが一番ですよね。
あとは、できれば繰り返し繁殖に使われた末に
ボロボロになって捨てられた犬を見てくれたらいいんですけどね・・・。
幸せな犬の犠牲になっている犬たちを見て
「しょうがない」と言える人はそうそういないでしょうから。

投稿: ワタシ | 2008年8月 4日 (月) 18時35分

菊地さん、こんにちは。
情報ありがとうございます。
結局「わからないから」と言って
ペットショップで買ってしまう人が多いわけですから、
ブリーダー情報は必要ですよね。
「優良ブリーダー紹介」とか、考えてみたことはあるんですが
なかなか勇気がいりますよね・・・。
一方では「いい」と言っていても、もう一方からは
とんでもない話が聞こえてくるというのもよくあることですし。
(それを言うとキリがないですが・・・)
個人的に相談を受けたときにだけ、犬種にあわせて
友人・知人の情報を借りて紹介をすることはありますが、
知らない人同士を繋ぐのはやっぱり慎重になります。
でも大事なことなので、ワタシなりにできる方法を考えてみたいと思います。

話は変わりますが。
6月の「しっぽの会」のイベントでの講座も大変好評でしたね。
ああした機会が増えることは、私達一般の飼い主にとっても
とても有益です。
犬との共生について真剣に考える飼い主さんがもっと
増えるきっかけになると思います。
これからもますますのご活躍を期待しています。

投稿: ワタシ | 2008年8月 4日 (月) 18時36分

ワタシさんこんにちは。
ご返信ありがとうございます。
「優良ブリーダー紹介」はおっしゃるように紹介する側が実際目で見て判断できないと紹介するのは難しいですよね。日本ではまだ飼育環境を見せて子犬猫を選ばせてくれるブリーダーさんは少ないのでしょうし。
でもそういうところで購入した飼い主さんの情報であれば(もちろんその飼い主さんがどういう飼育環境が子犬猫に必要なのかわかっていないといけないですが)直接問い合わせて足を運んでみることを条件に紹介するのは可能かなと思います。
是非、こういうブリーダーさんから飼おうという情報も発信してください。

「しっぽの会」の講習会の件、ありがとうございます。
私もできるだけ多くの機会を通して、飼い主さんに犬猫との生活で大切なことを伝えていきたいと思っています。
そして日本の動物愛護に貢献していきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


投稿: 菊地三恵 | 2008年8月 4日 (月) 22時44分

菊地さん、こんにちは。
理想を言えば、犬を飼うなら
“時間をかけて調べるくらいの熱意と心構えをもってほしい!”と
思うんですが(笑)、そうした熱意がなくても
ペットショップで買えてしまう現状を変えるためには、
情報提供が不可欠ですよね。
ブリーダーさん情報ものせられるよう勉強します。

菊地さんのように動物愛護の立場から
問題行動を考える専門家の方がいることがとてもうれしいです。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

投稿: ワタシ | 2008年8月 5日 (火) 18時27分

ワタシさん、私も本当はそう思いますよ。
「自分が生活を共にする犬猫なのだから、しっかり勉強して、自分で選んで欲しい。しつけきちんと行って欲しい。それが飼い主の責任だし、そうして向き合うことで初めて犬猫との楽しい生活が始まる」と信じて仕事、活動を続けています。でも厳しく言うだけではなかなか飼い主さんの意識を変えることができないのが現状です。
角度を変えて飼い主さんを理想の方向に導いていくことも必要だと日々感じます。
例えば、ブリーダーさん(個人繁殖も含め)から飼うにあたって、こういう飼育環境が必要という項目やどういう子犬を選ぶかなどの情報を提供してあげることが大切です。そうすることで社会化の必要性も理解してもらえるのかもしれませんよね。
このあたりは私も専門家としてもちろんいろんな場で発信していきたいと思っています。
ワタシさんのしっかりとした考え方に賛同してブログを見ていらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思うので応援しています。そして動物愛護を願う同士としてこれからもお願いしますね。

投稿: 菊地三恵 | 2008年8月 5日 (火) 23時13分

菊地さん、こんにちは。
>でも厳しく言うだけではなかなか飼い主さんの意識を
>変えることができないのが現状です。
そうですね。ワタシもそう思います。
批判して敵対視しあっても、全くいいことはないですよね。
自然な形で知って受け入れてもらって、
同感してもらえるようになったらいいなと思います。

考えをあらためてくれる可能性のある
あまり知識のない方に読んでもらうために始めたブログですので、
同じようなネタを繰り返していきますが(笑)、
今後ともぜひご指導ください。

投稿: ワタシ | 2008年8月 6日 (水) 17時21分

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