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2007年11月30日 (金)

DOG FAN

* * *情報求ム【石狩市新港花畔付近で迷子】* * *

「DOG FAN」といえば、愛犬家にはおなじみ。
毎月いろんな犬種を特集して紹介してくれる犬の情報誌です。

今月の特集は「プードル」

毎回、服やらフードやら、広告的な内容も多いですが、今回はゲーム性の高いドッグトレーニングの一つ「K9ゲーム」なども紹介されていて、飼い主はもちろん、犬にうれしい情報も。

しかーし。ちょっと気になったのは、「今プードルオーナーがもっとも気になる膝蓋骨脱臼(パテラ)の最新情報」という特集。

ちらっと目を通したところ(ま、ようするに立ち読みです・笑)、
「若いうちに無理をしたまま放置すると、年をとってから歩かなくなる=膝がかたまって、歩けなくなる」ということが書かれていました。

うちのpeepeeちゃんも膝蓋骨脱臼。(うちは内方。記事の通り、それほど痛がりません)
記事の内容はわかりやすかったですが、犬にもよるのでしょうけど、
術後のリハビリが大変だということ、
そして、なにより、どうしてこういう病気が多くなったのか、ということが
全く触れられていなかったことはとてーも残念。

膝蓋骨脱臼は遺伝性疾患。
こうした病気を発症した犬は、絶対に繁殖させてはいけません。

でも、じゃあ逆に、どうしてこんなに膝蓋骨脱臼が増えているのか?というと、答えは簡単。その体質をもった犬を、繁殖させている人がいるからです。

「こういう現状だ」ということだけを知って満足するのではなく、「どうしてこうなったのか」「改善するためには、今後どうしたらいいのか」を読んだ人が考えてくれるといいなぁと思うんですが・・・。

そして、今月のDOG FANは12月号だけに、
表紙には「うちのコに最上級のクリスマスをプレゼント」とコピーが。
そう、メインはクリスマス特集。

12月=Noelですね。

トイプードルのノエルちゃん(ぜひ、知ってください!11月22日ノエルちゃんのこと)は、先月この世を去りました。
ノエルちゃんは、世界で2例目の、トイプードルのライソゾーム病でした。(正式な検査はこれからですが、確定診断されれば世界で初めてです)

この遺伝病が発症した、ということは、キャリアとキャリアが交配されてしまったということ。

でも、キャリアはノエルちゃんの親犬だけではありません。遺伝子は受け継がれるものですから、当然の話です。

詳しくは、11月17日 犬の遺伝病について にある、pdfを読んでください。

膝蓋骨脱臼に限らず、素人の自家繁殖で病気を発症する犬は山ほどいます。
遺伝性疾患はもちろん困りますが、なかでも、遺伝病を発症させるのは絶対にダメです。

なぜなら。
ライソゾームやCLなどの遺伝病は、発症すると絶命しか道がないから。

ノエルちゃんの、ライソゾームが発生したラインはわかっていません。

トイプードルを飼っていて、交配したい、と考えている方。最初から、自分の愛犬から生まれる子犬が病気だろう、と思って、繁殖させる人は一人もいません。また、犬の出産のリスクは低くありません。

繁殖を諦めることは、立派な愛情です。

*.* .*.☆
安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
*.* .*.☆
   ☆.* よろしければ、プロフィールもご覧ください*.

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コメント

なんとタイムリーな・・・・
この雑誌のライターから取材依頼がきたの。


>どうしてこういう病気が多くなったのか、ということが全く>触れられていなかったことはとてーも残念。

「ペット大好き!」では諸事情からまったく言わせてもらえなかったので、今回は全国紙でもあるのでその辺を書いてくれるように押してみようと想ってます。

投稿: misako | 2007年12月 1日 (土) 16時07分

タイムリーすぎるね(笑)
そもそもmisakoさんとワタシはシンクロする部分が多いので、
これも何かのめぐり合わせでしょう。

キクちゃんとりあげられるの?編集者の方!いい飼い主さんに目をつけましたね!絶対買います。

犬の病気について伝える本やブログは多くなったけど、「どーしてこんなに病気の犬が増えてるか」とか、「じゃあどうしたらいいか」ってことを考えたり、問題提起する人はごく一握り。

「こんなに苦しんでます~」ってことに終始した話はもう充分だし、それを読んでも「ウチのコは健康でよかったー」としか考えられない人たちには、まーーーったく響かないものね。

別に、みんなが声をあげる必要はないけれど、ちょっと考えてみてほしいよね。

と、昨日似たような話を友達としたばかりなので、ちょっと熱く長い返事となりました(^ ^;

misakoさんが「渇ー!」いれてくれること、期待してます。
なにせ教祖さまですから(笑)

投稿: ワタシ | 2007年12月 2日 (日) 12時14分

ワタシさん、メール有難うございました。
それから、リンクまでしていただいて恐縮です。

↑↑↑のmisakoさん、初めまして。
>misakoさんが「渇ー!」いれてくれること、期待し>てます
…とのワタシさんのコメに同調させていただきます。
是非とも宜しくお願いします。

投稿: Eggi | 2007年12月 2日 (日) 18時37分

Eggiさん、こんにちは。

可愛いカードありがとうございました^^
無事、受理されてよかったです。

みんなの熱意が伝わる結果になるといいですよね。

misakoさん、とても素敵でやり手です。
ちゃんとwin-winにできる人ですから^^
雑誌社にとっても、
そしてペット業界に疑問をもつ私達にとっても意味のある
内容にしてくれると思いますよ。

投稿: ワタシ | 2007年12月 3日 (月) 15時13分

こんばんは。マリンを載せていただいた本はこのDOGFUNの単発本、ポメラニアンファンなんですよ。ライターさんって、きっと私のマリンのことを素晴らしい記事にしてくださった方かな?って思ってます。すごいですね。このライターさんの手にかかると、素晴らしい文面で読者のみなさんに訴えてくれます。

投稿: ルビー | 2007年12月 3日 (月) 22時27分

>Eggiさん
こんにちは~
Eggiさんとは「闘うわんこ達」でご一緒させて頂いていますよ!
限られた紙面ですのでどこまで書いて頂けるか・・・基本的には娯楽誌ですけど、ライターさんに頑張っていただいて、どうして遺伝性の病気があるのか、それを防ぐためにはどうすればいいのか?どうしなければいいのか?といういことを削除しないでゼヒ書いていただきたいです。

>ワタシさん
お涙頂戴的な内容や美談で終らせてもらっては私が取材を受けた主旨が違ってくるので、ありのままを伝えて欲しいと想ってます。

投稿: misako | 2007年12月 4日 (火) 09時00分

ルビーさん、こんにちは。
ポメラニアンファン、読みました。
マリンちゃん、ペットショップで処分寸前だったんですね…。
本当に生体展示販売をする大部分のペットショップは、命を命とも思わない扱い方をします。「病気の犬は交換」で事を済ませますから。

病気も、糖尿病だけじゃなかったんですね。
こうした記事を目にするたびに、ワタシたち飼い主が、厳しい目をもって、「病気の犬は売れない」ということをパピーミルやペットショップに知らしめないと現状は変わらない、と痛感します。

投稿: ワタシ | 2007年12月 4日 (火) 11時44分

misakoさん、こんにちは。

ぜひとも、ありのままで記事にしてほしい。

病気の犬の世話が精神的・肉体的・金銭的にどれだけ大変か、
そういう犬を増やさない・買わないためにはどうしたらいいか、
たくさんの飼い主さんが考えてくれたらいいなぁ。

投稿: ワタシ | 2007年12月 4日 (火) 11時45分

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