« 4,000匹の、ただのいぬ。 | トップページ | アメリカン・スタッフォードシャー・テリア »

2007年8月 8日 (水)

ペットロスについて

以前見たペットに関する番組の内容が、どーしても腑に落ちないものだったので、今さらですけど書くことにします。

しばらく考えていたことなので、またしても長くなります。(って、いつものことです・汗)

それは「ペットロスとお葬式」という特集でした。

ペットロスを経験した、という飼い主さんのインタビューと、ペットロス専門カウンセラーによるアドバイス、そして、ペットの葬儀を行う会社の紹介 で構成されていました。

ペットを亡くすとその精神的ショックから、やる気をなくしてしまったり、ひきこもりっぽくなってしまったりする。そうならないためには、同じようにワンコを大事にする仲間のコミュニティに入って、悲しみを共有できるようにすることがオススメ。また、儀式をしてあげることも大事です~のような流れで、ペット葬儀の会社の説明に。

(葬儀会社のちょうちん記事(特集)に感じたのは、ワタシだけ?・笑)

たしかに、コミュニティに入ることで有益な情報を得ることはできるでしょう。いいことも(そして、煩わしいことも?)たくさんあると思います。でも、入ったからと言って、ペットロスを予防することにつながるんでしょうか?

そもそも、ペットロスになりやすい人のなかには、人とうまくコミュニケーションをとれない人や、表面上は付き合えても心の底を打ち明けられない人が多いように思えます(コミュニティに入るほうが負担だったりして…)

これまで一緒に生活していたペットが死んで、悲しむのは当たり前。それで長期間の引きこもりになったり、死を考えてしまったりするペットロスは…説明が難しいですが、元々の人間性の問題も大きいと思うんです。(その人が悪い、なんて言うつもりは全くありません)

症状の程度は個々の問題にせよ、なぜペットロスになってしまうのか。

それは、犬を、犬としてとらえていないこと、要するに、擬人化してしまっていることが大きな原因だと言われています。

自分を責めるのは、親が子を亡くしたときと同じです。

自分が守らなければ、生きていけないものに先立たれるわけですから、そういう意味では子=犬なのかもしれませんが、擬人化はダメです。

犬が犬として、その特徴を理解した上で扱われないことは、犬にはとても不幸なことですから。

なかでも、mixiあたりでもよく見かけるのが「出産のよろこびを、犬にも味合わせてあげたい」というコメント(呆) 犬が出産するのは本能。よろこびを感じてるわけないじゃないですか・・・。そんなことを言う人が犬を飼っていると思うと、怖いです。知識のない自家繁殖は、不幸な犬を増やすことになりますから。

話を戻しますが。

たしかに人間にとっては、特集で紹介された葬儀のように、「儀式」というのが精神的なケジメをつけるために有効なもの、と言われています。

でも、立派な葬儀で犬が喜ぶと思いますか?それでペットロスを乗り越え、満足している飼い主がいるとしたら、強い違和感を感じます。

ワタシの考えるペットロスの回避方法、そしてペット供養は。

葬儀にかけるお金があるなら、ほかの犬を助けるために使う。例えばシェルターに寄付をするとか。同じ犬の仲間を助けることは、きっと一番の供養になります。

自分の犬を失った悲しみが癒えないなら、シェルターや管理センターから、捨てられてしまった犬を迎える。または、シェルターへ手伝いに行く、一時預かりのボランティアになってみる。当然、葛藤はあるでしょうが、何の罪もないのに、致死処分になる運命だった犬を救うことは、素晴らしいことです。落ち込んだ気持ちを、前向きにしてくれるはずです。

無理にコミュニティに入るよりも、立派な葬儀をあげるよりも、よほど効果があると思いますが、どうでしょう。



「まほうの絵ふで×ただのいぬ。」開催中

*.* .*.☆
安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
*.* .*.☆
   ☆.* よろしければ、プロフィールもご覧ください*.

|

« 4,000匹の、ただのいぬ。 | トップページ | アメリカン・スタッフォードシャー・テリア »

コメント

あたしが死んでも葬式だけはしないでちょうだい。そんなことをするくらいなら、あたしの指定する動物ボランティアさんに寄付をしておくれ。骨はきれいな南の海にまいてちょうだい。お墓にだけは入れないで。狭くて暗いところはコワイから。
とダンナには頼んであります(爆)

あ、あたしのことはいい?

まぁ、盛大に葬式をして踏ん切りをつけたいのは、残されたものなんでしょうなぁ。
そこには故人(故ペット)の意志はあまり反映されないんでしょう。
愛するものを失った心の痛い時に、なかなかワタシさんのように建設的になれない人のほうが多いのかもしれませんね(´・ω・`)

>犬が犬として、その特徴を理解した上で扱われないことは、犬にはとても不幸なこと

ですねぇ。
あたし個人的にも犬を飾り立てるのは好きじゃないんです。
ネイルとか、バカじゃない?と思うデス。
(いやしかし、seikoさんとこの服だけはなぜか別物ですけど!なんと言ったらいいんでしょう、伝わるかなぁ~~。服嫌いだったのになぁ~あたし~(笑))

>なかでも、mixiあたりでもよく見かけるのが「出産のよろこびを、犬にも味合わせてあげたい」というコメント(呆)

ビックリしますね(笑)
すごく違和感感じます。
自分の価値観で、世界中全てのものを見てる人たちなんでしょうね。

投稿: nina | 2007年8月10日 (金) 22時30分

ninaさん、コニチワ。

>あ、あたしのことはいい?

いやいや。「ほじくり」以外にも共通点が発見できた(笑)
ワタシも10代の頃から、灰になったら海にまいてほしい、と願っていました。

ninaさんみたいに、葬式代は動物ボランティアさんに寄付を・・・といいたいところですが、できれば、ヘリコプターから散骨されたい。でも、葬式代より費用がかかりそうなので、諦めようかな(汗)

>なかなかワタシさんのように建設的になれない人のほうが多いのかもしれませんね(´・ω・`)

処分される犬を迎えて・・・なんて、まだ自分でも実行できていない話だから、かなり理想論ですね。実際、相当引きこもりたくなると思うし。

でも、身内(犬含む!)や友人を失った時には、立ち直るのにも、現実を受け入れるのも、相当な時間がかかるけど、どこかで、自分の生活に戻るきっかけをつくる必要があるじゃないですか。

ワタシ自身が小学生の頃から一緒だった犬をなくしたこと、ずっと後悔してたんですけど、その気持ちが少しラクになったのは、その次に暮らした犬のおかげだったんですよね(問題は、妹がペットショップから買ってきたってこと・・・。15年以上前の話・・・滝汗)

うまく言えないけど、ある意味、自分の親が死んでしまっても大丈夫なように、結婚して新しい家族を作りますよね。犬好きな人は、犬と暮らすのが自然だと思うので、次の犬迎えて幸せにしてあげてほしいです。(また理想・・・)

ワタシの場合は、自分が弱いから、無理にでも前を向いて歩ける理由がほしいだけかも(汗)


ネっ、ネイルなんて・・・考えられません。
peepeeちゃんを迎えてから、自分でさえ最低限に留めてるなのに、犬になんてできるかっ!って感じです(笑)

seikoさんの服は特別ですね。「犬の服だから、犬のためにはこのほうがいい」っていう根本的な考えがしっかりしてるところがいいです^^

やっぱり犬は犬らしく!ですね。

投稿: ワタシ | 2007年8月11日 (土) 01時12分

あら~~!ワタシさんも海派だったのね!!
ヘリコプター、そんなに高くないと思うからきっと大丈夫よ~~( ゚∀゚)・∵. ガハッ

ウチも全く同じ流れです。
お盆に衝動的に犬がほしくなり、ペットショップを巡ってくらたんを買いました。
ぺたんと腰を落としたまま後ろ足で立てない子いぬ(後のくらたん)をペットショップで見た時、「このかわいそうな子をなんとかしないと」と思って買いました。
くらたんが引き取られても、そのかわりの子が仕入れられるだけなのに…
無知でした。


>処分される犬を迎えて・・・なんて、まだ自分でも実行できていない話だから、かなり理想論ですね。

あたしもまだ実行できていないけど、その時に「無知でした」ってまた言わないために、いまたくさん知っておくことが大事かなーと思うデスよね(´▽`*)

投稿: nina | 2007年8月14日 (火) 08時26分

nina-dcのURLありがとう~(笑)!

くらたんはすでに、ペットショップにいたときから立てなかったのですか?!
はーっ・・・(ため息)そのペットショップも、繁殖業者も市中引き回しの刑にしたいわ・・・。

misakoさんとこで知ったYouTube、こっちでもリンクさせてもらうことにしました。
一人でも多くの人に知ってほしいね!

投稿: ワタシ | 2007年8月14日 (火) 19時09分

URLをmisakoさんとこにも貼ってるからか、北海道からのアクセスが多いです~。見込み患者さんにならないけどね~~(爆
また増えてくれるかなー!

くらたんは生後4ヶ月くらいまで立てなかったの。
ペットショップのおっさんは「気に入らなかったらすぐ交換してあげるからね」と言っていましたが、誰が交換するかよ、と思ってました。そういった方がお客の多くは喜ぶのかなぁ…(´・ω・`)シュン
で、くらたんは立てるようになりました。
その影響が今も出ているかはよく分からんです…。たぶん、普通のヘルニアだと思っています。(普通!?w)
ご心配、ありがとう~(*´д`*)


クローズアップ現代、去年、生で見ました~。仕事を早く切り上げて(笑)、なんとか見てました。でもまたゆーつべで見なきゃ!(・∀・)b

投稿: nina | 2007年8月14日 (火) 23時18分

nina先生!
「自分の健康は自分で守る」その通りだと思います。患者は受身じゃダメだよね。

ninaデンタルクリニックが札幌にあったら、絶対通うよ。患者さんになって、nina先生に、ほじくってもらうの(爆)
歯医者さん、技術も大事だけど、やっぱり身体をあずけるわけだから・・・。信頼できる先生が一番だよね。
(今の歯医者さん、それで通いたくなくなっちゃったし・・・^_^;)

>「気に入らなかったらすぐ交換してあげるからね」

きぃぃぃ~っ!(怒)よく聞くセリフだけど、命を何だと思ってるんだろーね。
ただ、命を命とも思わないようなクレームを入れる消費者もいるから、このセリフに限ってはショップだけを責められるものじゃないけど・・・。

命を大切にする人だけが商売にしてほしいし、買ってほしいと思いますよね。

くらたん、立てるようになってるのね。よかったー。
病気のワンコ、一匹でも多く元気に立てるようになってほしいです。

投稿: ワタシ | 2007年8月15日 (水) 13時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 4,000匹の、ただのいぬ。 | トップページ | アメリカン・スタッフォードシャー・テリア »