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2007年6月 7日 (木)

医療格差について

今朝、会社を出ようとしたとき、とくダネ!で気になる内容が取り上げられていた(ので、出社はギリギリに…笑)

とくダネ!特捜部
「検証・ニッポンの医療 住む場所で命が…“がん医療”の格差問題」

四国に住む男性の奥様が、舌癌で亡くなった話が取り上げられていた。
地元の総合病院を受診し、4cmの腫瘍は悪性と診断。stage2。抗がん剤と放射線による治療を行い、一度はガンが消えたものの、すぐに再発。手術で下と顎の一部を切除。その後また再発し、亡くなってしまったという。

地元の病院の治療に疑問を抱き、他県のガンセンターを受診したところ、そこの医師から「なぜもっと早く来なかったんですか。助けられたのに」と告げられた。

ご主人は「これ(地元の病院で行っている方法)しか治療法がないんだと思っていた。地元の病院が最初に、いろんな治療法を提示してくれていたら、選択できたのに…」と悔やんでいた。

その他にも、田舎の場合は、セカンドオピニオンをもとめようにも、規模の大きい病院がないためそう簡単にはいかない、と。

タイトルの通り、地域によって可能な治療の差が大きすぎることを実感させられるものだった。
※全てのコメント・内容はワタシの記憶によるところなので、多少の食い違いがあるかもしれません

うちの父の場合、地元の病院の先生から、その病院で可能なこと・不可能なことも含め、治療方法の説明はありました。

ただ、ちょっと込み入った話ですけど…

うちの場合はすい臓の腫瘍がくい込んで、十二指腸が閉塞してしまっていたため、早急に胃と小腸のバイパス手術をすることになっていました。

通常の放射線治療だと、すい臓がほかの内臓に取り囲まれているので効果が出にくいのですが、開腹するならそのときに、直接、腫瘍に放射線を照射する方法があるのです。

「ぜひ放射線の術中照射を受けたい」とお願いしました。が、地元の病院では術中照射は不可能でした。

先生いわく、「今から転院先を探して、手術の順番を待ってだと、日数がかかりすぎる」と。

このとき、父が食事ができなく(腸を使えなく)なってから、すでに2週間以上が過ぎていましたから、私たち家族としては、これ以上日数がかかるのなら、腸を使える状態にすることを、選択せざるを得ませんでした。

先生は「こういう病気は、後悔しないようにすることが大事ですから、よく考えてください。時間はありませんが」と言ってくれましたが、正直なところ、最初から、もっと設備の整ったところに入院していたら…」と後悔せざるを得ませんでした。そうそう開腹することはできませんから。

それまでは、地元の病院で抗がん剤の治療を始めるか、札幌に転院させるか迷っていたのですが、このことをきっかけに、「絶対に設備の整った、経験豊富な専門医のいる病院で治療を受けさせよう」と決心がつきました。

田舎は、地元に病院がなければ困ります。
でも、手近な病院に行ってしまったことが発見を遅らせ、治療法をせばめ、裏目に出ることがあります。

去年、ガンで亡くなってしまった友人もそうでした。彼女は札幌在住でしたが、近所の小さな病院→総合病院でも腫瘍を見逃され、結局、医大にたどり着いたときには腫瘍が大きくなりすぎ、転移もしていました。

当たり前ですけど、全ての病院を、専門医のいる総合病院にすることはできません。絶対に、身近なクリニックも必要です。

だからこそ。

人の命をあずかる医師には、自分の経験だけで安易な診断をせず、つねに危機感をもって診察にあたってほしいと強く願います。

そして私たちは、自分を守るために、少しでも疑問をもったときには迷わず、ほかの病院をあたるべきだと痛感しています。

以下、セカンドオピニオンを尋ねられない場合の、参考までに。

とくダネ!で紹介されていましたが、静岡ガンセンターでは、「よろず相談」という名称で、がん治療に関する様々な相談を受け付けてくれるそうです。

また、父親をガンで亡くした後輩も、ガンのWeb相談を教えてくれました。

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安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です
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   ☆.* よろしければ、プロフィールもご覧ください*.

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