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2007年3月25日 (日)

翼ちゃんのこと

はじめまして。ライソゾーム病で検索していてこのサイトに出会いました。

去年6月に生まれた柴犬を8月に迎え、9月に調子が悪くなりMRI、遺伝子検査を受け一ヵ月後ぐらいにライソゾーム病と診断されました。ある程度覚悟をしていたとはいえ、実際に先生から診断を聞かされたときはショックでした。

ブリーダーに報告すると、そんな病気知らないし、今までうちの犬舎から出たこと無い、ワクチンの予防接種が悪かったんでは?と言われました。獣医さんが直接電話してくださり、何とかしぶしぶ病気のことは理解したようですが・・・。こんな知識の無いブリーダーが犬を販売しているんだと思うと腹が立ちました。

私は知識のある獣医さんに出会うことが出来たので不幸中の幸いかなと思っています。

現在9ヶ月、思いっきり走ることもほとんど経験せず今は一生懸命這って移動。食欲も落ちてきました。

夜はよく鳴くので一緒に寝ています。私の布団にあがろうと一生懸命這ってきます。

どんな気持ちなんだろう、せめて苦しくなければ、と思います。残り短い時間しか一緒にいることは出来ませんが、めいっぱいの愛情を注ぎたいと思います。虹の橋を渡るとき、うちにきて良かったと思ってもらえるように・・・。

上記は、以前、「犬猫の遺伝病セミナーにいってきました」という記事をアップしたあと、3月10日に翼ちゃんという柴犬の飼い主さんから、いただいたコメントです。

ご本人から「少しでもいろんな人に知っていただけたらと思いますし、同じ病気で診断がおりていないワンコ(獣医さんの知識不足で診断が出ていない犬もいるだろうと担当の獣医さんがおっしゃってました)もたくさんいると思いますので・・・。」とご了解いただけたので、コメントを記事にも掲載させていただくことにしました。

その後いただいたメールには、「数ヶ月前に月齢、父親、祖父犬が翼と同じというワンコも同じ病気を発症していると獣医さんに聞きました。」とありました。非常に残念です。

現在日本の犬の持つ血統書の多くはJKCのものだと思います。JKCがもっと積極的に、遺伝病にかかわってくれたら・・・と願わずにいられません。

ワタシが以前参加したセミナーの講師・大和教授がおっしゃっていました。

「キャリアを完全に排除することが必要なのではなくて、キャリア同士を高配させないことが重要だ」と。「ある特定のキャリアを排除して交配すればその病気は無くなるけれど、新たな遺伝病が生まれてくる」そうです。

そうなれば、やはりキャリア認定されている血統書の公開と、血統書自体への「キャリア認定表示」を行うしか方法はない→そうすれば発症を回避できる、ということになります。どんなに知識のないブリーダーでも、向き合わざるを得ないでしょう。

JKCではようやく、2006年4月から「股関節・肘関節評価結果の血統証明書への記載」を始めたようです。ライソゾーム病やCL症などはもちろん、ほかの遺伝病についても検討してほしいのはもちろんのこと、ブリーダーへの周知徹底もはかれないものでしょうか。

ただ・・・、あくまでもワタシの個人的な見解ですが。

血統書に多くの遺伝疾患のキャリア認定表示がされるようになれば、これまでのようないい加減な繁殖ができなくなり、いい加減な繁殖業者の儲けが減ることになれば、大手ペットショップは犬を安く仕入れられなくなる 。

たとえば、「JKC札幌フロンティア犬友クラブ事務所」というのは、peepeeちゃんを購入した札幌市内の大手ペットショップだったりするのです。

ペットショップの息のかかったJKCがどう取り組んでくれるのかは疑問のような気もします。

JKCホームページにも「国際的ケネルクラブです」とあるように、ペットショップなどの顔色をうかがうことなく、世界に恥ずかしくない団体であってほしいと思うのですが、実際のところはどうなんでしょうね・・・。

最後に。

安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です。

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コメント

犬舎名を検索してこちらのブログにたどりつきました。
1年前に我が家の家族になったワンが次から次へと病院通いです。
来てすぐに外耳炎→下痢→骨折→てんかん→膝蓋骨脱臼→アカラス・・・
膝蓋骨脱臼の方は、今のところ悪化はしていないようですが、
たまに抜けます。
アカラスは同じような状態なんです。何度も何度も検査していますが、ダニは見つからないんです。アレルギーか?って疑いもされました。
現在はてんかんの薬をずーっと飲んでいる状態です。
去年の5月に発症して群発状態で病院の先生も初めて見る症状で
緊急大学病院でMRI検査を受けて、てんかんの診断をされましたが、
発作の時の動画を見せたら、余りの異常な興奮状態をみててんかんではなかったらライソゾーム病の疑いもあると言われました。
その後てんかんでの治療でしたが、ライソゾーム病だったら・・・としばらく苦しい思いをしました。
こちらのブログでこの病気に苦しんでいるワンちゃん、飼い主さんがいらっしゃるのを読んで、胸がとても痛くなりました・・・

ブリーダーさんには遺伝病に関してはしっかりと勉強、知識を持っていただいて欲しいですよね。
私も色々と自分のワンのことで、考えさせられましたし、色々とありました。

初めての書き込みで長々とすみません。

投稿: ちぇれ | 2007年3月27日 (火) 00時19分

この講演された大和教授って元北大の助教授時代にライゾーム病を発見したみたいね。
http://www.hokudai.ac.jp/veteri/organization/clinic/int-med/staff.html

投稿: misako | 2007年3月27日 (火) 09時06分

ちぇれさんへ
コメントありがとうございます。
さくらちゃんも同じ犬舎なんですね・・・。
うちも下痢→膝蓋骨脱臼→アカラスを経て、アレルギーの疑いありです。
今、試験的にステロイドを飲ませているんですが、これがかなり効いているようなので、ますますアレルギーの可能性が強くなりました。
もしよかったら、今後もいろいろ情報交換しませんか?
のちほど「ちぇれはうす」さんのほうにお邪魔させていただきます^^

misakoさんへ
いつも的確な情報ありがとう!
おしえてくれたページ、すごくわかりやすいです。
メール送ったので見てね!

投稿: ワタシ | 2007年3月27日 (火) 10時23分

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