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2007年3月23日 (金)

これから犬を飼おうと思う人へ

今日の札幌市動物管理センターには、5匹の犬が収容されています。

柴犬
シェルティー
ハスキー
ラブラドール・レトリバーが2匹

ハスキーとラブの計3匹は、昨日、同じ『西区平和327番地』で捕獲されたとあります。手稲山のふもと、平和の滝の近く。この辺りは民家もまばらで、もう少し奥に行くと霊園があります。この時期、この辺りを訪れる人はそうそういないでしょう。

3匹一緒に、捨てられてしまったんでしょうか。だとしたら、あんまりですね。
そろって脱走してしまっただけで、飼い主さんが探してくれていることを願わずにいられません。

中・小型犬の純血種は引き取られる確率が高いですが、今日の5匹のようなミックスや大型犬はなかなか難しいと聞きました。今の住居環境を考えれば、想像のつくことです。うちのようなマンション住まいの場合、管理規約等で犬のサイズが限定されていることが多く、大型犬を飼うことは不可能。おのずと一軒家の人に限られてしまいますから。

犬と生活をしたことのある人なら当然わかっていることですが、住居の問題以外にも、成犬になった大型犬を引き取って育てることは難しい理由があります。

しつけや訓練のされている犬であれば当然問題ありませんが、保健所やセンターにいる犬は、基本的には人間の勝手な都合で飼育放棄された子。しつけや訓練をされているかどうか-ドッグショーに出していたような犬でも、利用価値がなくなれば捨ててしまうブリーダーはいるようですから、一概には言えませんが-難しいこともあるかもしれません。

もしその犬に問題行動-例えば、人間にとびつくという行為だけでも、小型犬と大型犬では大きな差があるわけです。とびついた相手が子どもや老人なら、ケガをさせてしまうかもしれません。

成犬はしつけできないわけではありませんが、人間との信頼関係を取り戻すのが難しい子もいます。大型犬をセンターや保健所から引き取るには、個体差にもよりますが、それなりの知識や経験が必要なのです。

「ラブラドールは盲導犬になるくらいだから、賢くて大人しい犬だろう」とラブを飼ってはみたものの、あまりのやんちゃぶりに手におえず飼育放棄する人が多いという話を聞いたことがあります。

確かに犬種の気質による向き不向きはありますが、ラブラドール=大人しいわけではなく、ラブのなかでも盲導犬に向いている子を選び、さらに訓練をするから「盲導犬になれる」のであって、生まれながらの盲導犬というのはいません。

ラブラドールに限らず、犬の気質やしつけの必要性など、深く考えずに犬を飼ってしまい、結果放棄するようなことになるのでしょうか。

犬が自立して生活する、ということが現在の日本ではありえない以上、犬を家族として迎えた人には責任と義務が発生します。犬の命に対する責任と、周囲に迷惑をかけないためにしつけを行う義務があります。これを守れない人は犬を飼ってはいけないのです。「動物愛護管理法」でも定められています。

法でも定められていることが、なぜ守られないのか。なぜ日本ではいまだに年間42万頭もの犬が処分されているのか。

この原因の大部分は、私利私欲のためだけに犬を生産する「繁殖業者」と、生体展示を行い、誰でも飼えるかのように言葉たくみに犬を売る「ペットショップ」にあると思うのは、ワタシだけでしょうか。

生体展示を行っているペットショップから犬を飼うということについて、今一度よく考えてみてください。お願いします。

最後に。
安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です。

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