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2007年1月 5日 (金)

ハラコ=腹子

バーゲンセールの季節ですね。今シーズンもまたたくさんのリアルファーコートや、ハラコ素材のバッグなどが売られていますが、ワタシはこっそり、「毛皮が売れませんように」と祈願して歩いています。

先月、peepeeちゃんともにとってもお世話になっているお店の忘年会に参加したとき、話題にのぼった「ハラコ」。やわらかい風合いの毛皮で、バッグや靴や小物に使われていますよね。ワタシ、アニマル柄は好きなので可愛いなと思っていました。

しかし。
宴会の席で「ハラコ」は「腹子」、ようするに胎児だということを聞いたときには、本当にびっくり。一般的に知られていることなのでしょうか?ワタシ、全く知りませんでした…。 

今、ワタシが「ハラコとは」で検索すると、
トップから2番目にはこんなすごい内容が表示されました。

 【楽○市○】○ニマルスクウェアボストンバッグ【ハラコ】:B.○.Craft
 【ハラコ】:B.L.Craftハラコとは、「腹子」と書きます。つまり牛の
 胎児の皮を使った貴重な 毛皮のことなんです。 毛が短く硬いのが特徴で、
 最近、注目度大の素材で、なめらかな肌触りと艶のある美しい毛並みが特徴。

 (以下略)

何がすごいって、「胎児の皮」ということが、セールストークになっているということ。このコピーを書いた人、「胎児の皮」って、それがどういうことか本当に理解しているんでしょうか?

毛皮の購買中止を訴えるいろいろなサイトによると、「ハラコ」を得るために、以前は流産してしまった胎児の皮をとっていたようですが、現在はその人気の高さから、生まれてすぐの赤ちゃんからはぎとったり、母体にいる状態のまま母子ともに殺され、赤ちゃんと取り出したりするそうです。

酷いのは「ハラコ」に限ったことではありません。

おバカなワタシも「毛皮を剥ぎとられた動物は死んでしまうんじゃないか」とうすうす感づいてはいたのですが、まさかそれが生きたまま、もしくは撲殺されたり首をひねられて殺されているなんて、考えたこともありませんでした。でもよくよく考えれば、中国では狂犬病撲滅と称して飼い犬でさえ撲殺されていたくらいですから、商品化するための家畜の安楽死などはありえないのでしょう。

下記、ワタシの体験談ですが。
たしか5年くらい前、お買い得だったラビットファーのバッグを購入。2シーズン使ったけれど、安かっただけあってすごく毛が抜け、みすぼらしくなってきたので処分しようか迷っていたところ、どこからか“しばらく洗っていないワンコ”のような匂いが… まさか??と思い恐る恐る、そのファーバッグを嗅いでみると…。う~(涙)、匂いの発生源は、バッグだったんです!

ショックでした…。あらためて「このバッグは、元々ウサギちゃんだったんだ…」と痛感。中国製の安物だったので、ちゃんとした加工もされず匂いが残っていたのでしょうけど(最初は匂わなかったんですけどね)、高級品もみんな、もともとは匂いをもった生き物だったんですよね。バッグはどうしても持つ気になれなくて、「ごめんなさい」と言ってお別れしました。

これをきっかけに、ワタシ、毛皮は買わないことにしました。

でも、じゃあ全く動物を犠牲にして生活していないか、というとそれはNoです。動物愛護と肉食の境界線については難しいですが、「食べる」とか、生きていくのに必要な行為は別だと思っています。肉を食べずに済むならそうしたいところですが、やっぱり食べたいときがあります。大事なのは「感謝していただく」ということ。命を分けていただくわけですから、ムダにはできません。それは野菜も魚もみんな同じですね。

それに対して「ハラコ」を含め毛皮はあくまでもファッションであり、必要不可欠なものではありません。わざわざ、動物の死体を身にまとう必要はないわけですよね。「はじめ人間ギャートルズ」(って、古すぎ…笑)の頃は毛皮しか身にまとうものがなかったんでしょうけど、今はたくさん着るものがありますから。皮革製品も必要最低限以外は、少しずつ減らしていこうと思っています。


動物管理センターの犬や猫たちのこともそうですが、私たちが当たり前に生活している社会の背景には、知ってしまうと辛くなることがたくさんあります。でも、自分たちの生活のために何かを犠牲にして、そ知らぬ顔で、ひたすら消費を続けることは本当に罪なこと。悲しいですが、これまでのワタシも含め、今の日本にはそういう人が多すぎると思います。

一人ひとりが意識を変えていくにはどうしたらいいのでしょうね。教育の、とくに小学校の「道徳」教育の重要性を痛感していますが、人に期待しているだけでは何も始まりませんしね。複雑な気持ちです。

最後に。
安易にネットで犬や猫を購入・販売するのは反対です。

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コメント

昔テレビで見た外国のCM。
毛皮を着た後ろ向きの女性がだんだんと振り返る
女性には牙があり、血が滴っている・・・
確かアメリカの団体がテレビ枠を買い取って流したCMだった記憶があります。
女性だけのことではありませんが・・
そういえば、何代か前の日本の首相が海外遊説に行った際
同行していた婦人が毛皮のコートを着用していて抗議を受けたこともありました。

死んでいった動物のものを使うならともかく、毛皮を作るために殺されていくなんて・・・単なるファッションのために・・・

もうひとつ

元ブリーダーから聞いた話
私「なぜブリーダーやめたんですか?」
元ブリーダー「可愛く生まれなかった子は、売れないので始末する。エサ代がかかるからね・・・私には耐えられなかった」
有り得る話だと思いました

長文すみません


投稿: たま(通りすがり) | 2008年2月28日 (木) 21時02分

たまさん、はじめまして。

コメントありがとうございました。
着るものが毛皮じゃないといけない理由はないですよね。

バーバリーやラルフローレンのように、
今後毛皮商品を扱わないと主張するブランドが
増えるといいなと。
そういうポリシーこそ、ブランドに必要なものだと思うので。

売れ残った子犬やさんざん出産させた母犬を
捨てたり、保健所に連れて行ったり、
「ただであげます」とHPで告知したり。
ワタシにはさっぱり理解できない人たちです。

投稿: ワタシ | 2008年3月 2日 (日) 01時10分

こんにちは。私も毛皮目的の屠殺についていろいろ気になることがあったので調べていましたら、
http://leathermania.jp/unborn_calf.html
というサイトを見つけました。ハラコが「胎児」ではなく馬の足の毛皮であると言っていますが、本当なのでしょうか?

投稿: 楽洋 | 2008年4月18日 (金) 14時50分

はじめまして。少し前の記事ですが、コメントさせて頂きます。
あるところで「ハラコ」という言葉を見て、何かしらと思い、検索をしたところ、このブログにたどり着きました。
私も今日までハラコのことを知りませんでした。。。
こんなことがあっていいのか、と思いました。
私も動物が好きなので毛皮は絶対に買いませんし、肉を食べるときも、なるべく残さないように、感謝して食べるようにしています。
一人ひとりに考えてもらいたいことですね…
これからもブログ、読ませていただきます。

投稿: ゆきこ | 2010年12月 4日 (土) 00時35分

ゆきこさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

この「ハラコ」のこと、もう3年以上前に書いたのですが
なぜか検索で上位表示され続けている不思議な記事です^^

この記事のURLを貼って内容を否定しているブログもあるので(笑)
その後も少しは調べてみたんですが、
ハラコの生産方法については諸説あるみたいです。
どれが正解なのかは、ワタシにはわかりませんが、
もちろんいろんな生産者がいるわけですから
生産方法は一つではないない=モラルを欠いた人たちもいるだろう、と思ってます。

毛皮にせよ、ハラコにせよ
とにかく“ファッション性”だけのために
わざわざ殺されてしまったかもしれない動物の皮を
身にまとう必要があるのか、
一人でも多くの人に考えてみてほしいですよね^^

今後ともよろしくお願いします。

投稿: ワタシ | 2010年12月 6日 (月) 12時50分

こーいう通りすがりのいちゃもん風コメント、ごくたまにきます。
若い人なんだろうなぁ・・・^^;
同じように感じてしまう若い方がいたら困るので(いないか。笑)
いちおうレスつけますが。

記事の繰り返しになりますけど
ワタシは何でも食べます。基本的に残さず食べます。

が、“ファッションなど道楽のために
無駄に、積極的に命を奪うことに賛成しません”。

なにごとも0か100かしかないわけじゃありません。
できることから取り組もうと考えるのはおかしいなことですか?
ワタシはそうは思いません。

投稿: ワタシ | 2012年2月12日 (日) 15時53分

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