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2007年1月13日 (土)

動物園と動物のテーマパークのちがい

最近ワタシが考えているのが、動物園と動物のテーマパークのちがいについて。

動物のテーマパークといえば、昨年の「広島どっぐパーク」の破綻が注目されましたが、まだまだ全国にも同じ様な施設がたくさんあります。北海道にも老舗的存在の熊牧場とか、最近もサファリパークみたいなのもできましたが、儲かっているようには思えませんよね。
一方の動物園は、旭川の旭山動物園が独自の展示方法をあみだし言うまでもなく大盛況。上野動物園のカンカン・ランラン以来の(あ、年ばれる・・・)注目の的。全国的にも動物園ブームだそうです。

先週、旭山動物園を特集した番組の再放送がオンエアされていました。

そのなかで気になったのが、今や旭川一の有名人とも言える、動物園の獣医さんでもある板東さんの、以前の旭山動物園に関するこんなコメント。
「お客さんが、あんな狭いオリに閉じこめられて動物が可哀想と話しているのが聞こえたんです」

ワタシも以前は動物園に行くとよく、「あんな狭いところで、人に見られて一生を終えるなんて、あんまりだ」と思っていました。

でも。
今になって考えるのは、本来あるべき姿で動物たちが安全に暮らしていける場所が、どれだけあるのかということ。

そもそもは、人間が地球を人間だけが暮らしやすい環境にしてしまったことが問題ですが、急に戻そうといってもそうはいきません。先進国の犠牲の上、発展途上にある国だけにそれを強要するのも、あまりにも勝手な話ですし、日本国内に限っても現実的には難しい状況。すべての問題を解決するには、世界が平和で平等で豊かになり、すべての人が人間以外の幸せについても考えられるようになるしか道はない気がしています。

世界中の心ある人たちが人間と動物の共存を模索している現時点では、動物園は「ノアの箱船」的役割をもった存在なのかもしれません。

ただこれまでの「オリにいれておきさえすればいい」という状態は、人間のエゴでしかなく、それを変えたのが、努力と工夫を重ねた旭山動物園の方々だと思います。
「動物の本来あるべき環境に近い環境をつくることで、動物の活き活きとした姿がみられる。それがみんなが見たい、動物の姿。寝てばかりの動物ではない。」
考えてみれば当たり前のことですが、これに最初に気付いて行動できた旭山動物園はすごいです。

ちょっと話がそれましたが、何が言いいたいのかというと、
「動物園にせよテーマパークにせよ、動物本位に物事を考えられない施設は同じ※。動物を扱う資格がない」ということ。※扱う動物によって、関わってくる法律は違います。また、動物園の場合は破綻しても動物を放棄し、餓死させてその辺に埋めたりはしないと思いますが。

犬や猫を飼えない家庭の子どもたちが、犬や猫と触れあう機会をもつためにも、動物のテーマパークはあっていいと思います。動物との触れあいがなければ本当の動物好きにはなれませんし、また動物好きでなければ、人間のことしか考えられない大人になってしまいますから。

ただ、問題は施設の側。
動物が口がきけないのをいいことに、お金儲けしか考えないから、広島のようなおかしなことになってしまう。本来の犬の性質を考えた、犬も幸せに暮らせるテーマパークは不可能ではないと思うんです。犬ははるか昔から、人間のパートナーだったのですから。(猫もパートナーですが、猫の場合はいろんな人に触られるのは迷惑だと思う子が多いかもしれませんね・笑)

動物については、人それぞれ考えが大きく異なりますよね。それを安易に「それぞれの常識の範疇で任せてしまう」ことは危険だと思います。(個人的には、世の中の動物を扱う商売は、すべて公営にしてしまえ〜!と本気で思っているのですが、日本が社会主義にでもならない限りは無理でしょう) やはり、法律で規制するしか道はないと思います。一日も早く、動物に関する法律がもっともっと整備されることを祈り、話せない動物たちの代わりに声をあげていくしかありません。

最後に。
安易にネットで犬や猫を販売・購入するのは反対です。

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